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yuzuki-pengel
2024年1月25日 19:42
かつて暦として使われていた、一年を5日ごと72に分ける七十二候。その名称は、気候の変化や動植物の様子が短い文で表されています。美しい言葉なので、それをテーマに、作家の方の名文や、創作したエッセイを綴ります。七十二候(1/25~1/29頃)水沢腹堅 (さわみずこおりつめる)厳しい寒さで、沢に張った氷が厚く堅くなる時期テーマ「水沢腹堅」(創作エッセイ)沢に張った氷が厚く堅くな
2024年1月22日 11:27
かつて暦として使われていた、一年を5日ごと72に分ける七十二候。その名称は、気候の変化や動植物の様子が短い文で表されています。美しい言葉なので、それをテーマに、作家の方の名文や、創作したエッセイを綴ります。七十二候(1/20~1/24頃)款冬華 (ふきのはなさく)厳しい寒さの中、蕗の薹(ふきのとう)がそっと顔をだし始める時期テーマ「款冬華」(名文より)蕗になるああなぜ
2024年1月19日 09:32
「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた」有名な川端康成の『伊豆の踊子』の書き出し。こんなの見せられたら、自分の表現力のなさよ!となってしまう。シンプルで、だけど美しくて。私が目指すのは、気をてらわない、美しく、かつ、わかりやすい表現。だけど唯一無二で、読んだ人がかゆいところに手が届いた気持ちにな