死に際で何を思うか
どんなに貯金をしても
それを使わずに死んだら意味がない
どんなに仕事で成功をおさめても
仲間を失ったら、その成功を分かち合うことができない
お金持ちや成功は、必ずしも人生を豊かにするとは限らない。
経済や哲学の本には、お金を稼ぐ方法やメンタルを鍛える方法がいくらでも書いてある。
しかし、これらを実現し、富や名誉を得た後に残るものは何なんだろうか。
私は20代で、重度のうつ病と育児ノイローゼを経験した。
ありとあらゆる分野の情報を集め、どうやったら治るのか毎日もがいていた。
しかし、どんなに素晴らしい言葉や名言集も、
私の前ではただの文字であって、何の役にも立たなかった。
そして行き着いた考えは、
人生は死んだら無になる
という考えだった。
死に際に私は何を思うか
「あー、もっとインスタのフォロワー増やした方なぁ」
「あー、あの株売っとけば良かったなぁ」
そんなことを思って死んでいくのだろうか。
死んだ経験ないので分からないが、きっと…
家族との思い出を回想し、
大切な仲間や生徒さんの顔を思い浮かべるだろう。
地位や名誉、財力は生活を豊かにはする
しかし、どんなに偉い功績や多くの財産も、死という生命のゴールの前ではチリほどの価値もなくなる。
私は何度か死の淵を経験したことがある。(臨死体験も含め)
その時に真っ先に頭に浮かんだのは、家族の顔、長女の顔であったのを今でも覚えている。(子供時代と大人時代)
どんなに辛い悩みも、死の前では蚊に刺された程度、いや、むしろ悩みなど思い浮かばないかもしれない。
これから何も起こらなけらば、私にはまだ残り数十年の人生がある。
その人生を終えるとき、
私は死に際で何を思うのか
それを問いながら生き続けてみようと思う。
私が書く文章は、何かを引用したものではなく、全て私の頭から出てきた言葉です。
よって、書くこと自体に時間も精神も費やしています。
常に頭の中で何かを話しているので、伝えたいことはたくさんありますが、
ここは文字の世界
人の心に辿りつける文字を選び、言葉にし、書き残していきたいと思います。
今回もお読みいただき有難うございました。
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