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【くもあがき】劇団ヨアガキ稽古場見学③/3

おはようございます、劇団CLOUD9の小沢です。
7月から動き出した「くもあがき」企画、note更新は3記事目となりました。

京都の小劇場、THEATRE E9 KYOTOでのU30創造支援事業という枠組みで公演を行うことになった、「劇団ヨアガキ」と「劇団CLOUD9」のコラボ企画として始動した【くもあがき】

制作チームとして稼動するのではなく、チームの外側から広報的サポートをし合う関係性を構築できたらなあというざっくりした感じで、お試しで始まりました。

これまで

劇団ヨアガキ代表の興梠さんが、7月下旬に行われた劇団CLOUD9第9回公演『ただいまのあと』の稽古場見学に来てくださいました。その後、見学レポートを書いてくださって、公演本番も見届けてくださいました。書いてくださったステキな記事はこちら🔻

おかげさまで無事にうちの公演は終了し、次は劇団ヨアガキさんの応援だ!となりまして。来たる10月25日〜27日のヨアガキ本公演に向けて、同様に稽古場見学とレポートを書かせていただくことになりました。

せっかく7月に動き出したし、10月まで継続して何かしら動かしたいよね〜となって、結果として8月、9月、10月と、月に1回稽古場を訪問し、そのレポートを書くというミッションを己に課してみました。

■1回目(稽古見学日:2024年8月23日)

Xスペース対談①▶︎ https://twitter.com/i/spaces/1MYxNMQaARwJw


■2回目(稽古見学日:2024年9月20日)

Xスペース対談②▶︎ https://twitter.com/i/spaces/1OwxWNvZrpQJQ


■3回目(稽古見学日:2024年10月10日)

そして3回目、ラストとなる今回、
10月10日見学させていただき、Xでの対談スペースを終えました。

Xスペース対談③🔻
https://x.com/gekidanYOAGAKI/status/1845089513632342505

よろしければながら聞きとかでもいいのでお聞きいただけたら嬉しいです。3回目にして、けっこう真髄を突くような話を雑談混じりに喋っています。へらヘラ喋っているけど、すごく本質を突いた良い中身になったんじゃないかなと思います。

いまここ

見学してきたのは正真正銘、今ここ、現在地でした。「通し稽古」というもので、まさに細かくやってきた稽古のまとめ、これまで積み重ねてきたことを確認する稽古でもあります。

1ヶ月に1回しか見ていないので、チームヨアガキがこれまで積み重ねてきたことを把握できているわけではありません。だからこそ楽しみでした。楽しみ半分、本番前に最初から最後までの全貌を見てしまうことの勿体無さ半分。

ただ、見学できる日がたまたま通し稽古の日で、ぜひ見てほしいと代表の興梠さんからも言われ、これは何か、自分がここに行って、やるべきことがあるんじゃないかと思いました。

というわけで前置きが長々になってしまいましたが、行ってきました通し見学。

ぶっちゃけて正直な感想を。
めっちゃおもしろくなりそう…!!

だいぶ偉そうな感想を書いてしまいました。すみません。でもせっかくなのでこの勢いで書きたいこと書いちゃいます。

確実に踏むべきステップは踏んでいて、だけどあともう一発ギアチェンジできたら爆発的に加速して面白さが倍増するな、というそんな気配を感じました。

物語は充分しっかりと描かれていて、そこに生きる人物たちもしっかりと掘り下げていて、真面目に一生懸命、脚本と演劇に向き合ってきたことがわかる通し稽古でした。だからこそ、たぶんきっと、いや絶対、もう一歩先の形があるような気がして、期待しちゃいました。

脚本、演じる、舞台、物語、、、
これらから解放されること、が残りの期間での課題なのかもしれません。枠を一時的に越えてみたり、収まってみたり、みたいな流動性と可能性。ゾワゾワ感とドキドキ感。

これ、実は僕自身が自分で演出する上で不足している部分だったりするんですよね。演劇に限ったことではなくて、むしろなんでもそうで。他者や他所の気になる部分って、本当は自身に足りていない部分だったりするんです。なるほど面白いなと思いつつ、じゃあ自分ならこのゾワゾワとドキドキ、どうやって生み出すんだろうな、とか考えたりしていました。

この答えがチームヨアガキに通ずるとは思っていなくて、逆に通じないと思っていて。理由は簡単で、僕が作ったチームではないからです。興梠さんが5月とかからキャスティングして、この人の眼に惚れて集まった人たちが、この人の描くものを形にしたいと思って結成されたチームだと思うからです。

だから今ここで僕が思う「こうしたらいいんじゃね?」とか「これはどうだろう?」とかっていうのは刺激にはなり得ても最適解ではなくて、それらの答えはチームヨアガキの中にあるものだと思うのです。

公演は10月25日(金)〜27日(日)
あと十日程度しかないと思うのか、まだ十日もあると思うのか…。ひとりひとりがもう一歩ずつ歩み寄って、より良い作品が出来上がることを勝手に望んでいます。

とんでもなく偉そうなことを書いてしまいました。一筆書きで、思いの丈を綴りました。誰かに、何か届けばいいなと思います。

こういうことを書きたいと思うほど、稽古場は真剣で人間と人間のぶつかり合いで、そこに参加できない寂しさとかもちょっとあるのかもしれません。笑

劇団ヨアガキ、コロナ禍に産声を上げ、たくさんの苦悩にさらされながらも足掻き続けてきた若手団体です。これまで何度か公演を重ねてきていて、僕も一度別の作品を観に行ったことがあるのですが、今回が初めての劇場公演だそうです。

THEATRE E9 KYOTOでの晴れ舞台、
悔いのない、ステキな時間になることを願っています。

本番直前すぎて、ほぼ全貌を見ちゃったのもあって、これまでけっこうミクロなところを書いたり喋ってきていたこともあり、今回はなんか、チームヨアガキに向けた応援メッセージみたいになっちゃいました。お許しください。

小沢は初日の25日(金)に観に行くつもりです。もしよかったら一緒に観て感想を喋り合いましょう。よろしくお願いします!

予約・詳細はコチラ🔻
https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20241026

これから

【くもあがき】としては、一旦これにて予定していた企画は終わりになります。どうしようかな。せっかく繋がれたし、今後もなんか仲良くやっていきたいな〜とか思ったりしちゃっています。スペースで喋っていたのがけっこう正直な気持ちなんですが、演劇のこととか、そうじゃない周辺にあることとか、ざっくばらんに雑談できるのってけっこう貴重なんですよね。そういう時間、大事にしたいな〜って思います。

なんか、最後個人的ないつものnoteみたいになっちゃった。とりあえず公演落ち着いたら「お疲れ様でしたスペース」はすると思います、しましょう。

このnoteを最後まで読んでくださった方もぜひ一緒に観劇して、スペースまで一緒に楽しめたら嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
公演に関する質問などはぜひ、いつでもお寄せください。
お待ちしています。

稽古場見学日:2024年10月10日(木)
劇団CLOUD9 小沢佑太

https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20241026

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最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 現在は日々の気づきを毎日綴っています。 2022年に劇団を立ち上げ、その運営を行う中での気づきや成長日記にすることを目指しています。 もしよろしければ、今後の活動をサポートしていただければ幸いです☺️