温室で育った冬のトマトのような、
おはようございます、劇団CLOUD9の小沢です。
ここ最近、家にあったダンボールで、夜な夜な、人知れず、黙々と工作をしております。図工苦手な小沢ですが頑張っております。
そういえば、
7月になって通勤電車に若者が増えた気がします。
よく見るとなんか難しそうな書籍を忙しなく読んでいます。
なるほど、大学のテストか…
と思いました。
どうやらテスト前になると学生が増えるらしい。
不思議な現象です。
教師の身分で言うことではないですが、ほんと、テストというのはつくづくつまらないなあと感じます。内容によるのですが、僕が言っているのは従来の昔ながらの試験の話です。
難しいのはわかるんですけどね、人間の営みというか、なんというか。
今いる大人を形成してきたのは間違いなくこれまでの教育であり、詰め込みだかゆとりだかハイブリッドだか知らないけど、そういう昔ながらのやり方と改造でやってきたわけです。
ここを削ぎ落とすとどうなるのか、という点において、人間での実験がしづらいのはわかります。そしてそれが功を奏した暁には、従来型で作られた者たちの選手生命が危ぶまれる(気がする)ということもよくわかります。
どちらもわかる、どれもこれも間違いではない。
だけれども、それぞれを別個の要素として考える必要があるなあと思います。
そして何より、海外では日本と全然異なる教育が国を挙げて行われていたりもします。それをコピペして日本に馴染むかと言われたらそれはおそらく否ですが、とはいえ事実として日本とは異なる教育でも成り立っている場所がいくらでもあるということです。
現状の学校現場で働きつつ、選挙の様相を見つつ、
これから先の日本の未来を想像しつつ、
教育へのアプローチの薄さに驚いています。
憲法改正の議論に紐付いて出てくる「戦争」という言葉に敢えて関連付けるとするならば、敗戦前の日本は飛行機の操縦の最低限を教えられ、特攻隊として戦場に出ていたとかなんとか…。
今の学校は、今どれだけの学校が、
子どもたちに生きる術を届けられているのでしょうか。
子どもたちは自分たちの歩む未来がどれだけ困難な道になろうとしているのか、自覚しているのでしょうか。
そんな話ができないのはやはり、学校が「社会を知らない」と言われるところに行き着くのでしょうか。
ほぼ外側の人間になりつつある僕は、少なからずそう思います。安心安全の名のもとに子供を預かり育てる場所であるはずなのですが、じゃあ危険な現実を遮断して見せずに温室で育てるのかと言われたら、それは違うんじゃないかと思います。
そうそう、
私が言いたかったのはこういうことだったんだ、そうそう。
温室で育てようが、ときどき悪天候に曝されようが、結局歩むべき未来が険しいことに変わりはないんです。
だったら悪天候で滑って転けても死に直面しないような安全さで、そういう安全さで育てることが、未来の安全をより担保するのではないでしょうか。
ビニールハウスで育てることができるようになり、年中食べられるようになったトマト。
数年間、トマトを毎朝必ず食べていた時期がありました。
冬のトマトはあまり美味しくなかったです。
やっぱ、夏のトマトは美味しかったです。
温室のおかげでいつでも食べられるようになったけど、その代わりめちゃくちゃ美味しいには出会えなくなりました。
やっぱ、夏の暑さを乗り越えたトマトが美味しかったです。
僕は今日も、温室の外からキミたちに言葉をかけ続けます。
あなたにとって、私にとって、今日という一日が、
かけがえのない明るく輝く一日でありますように。
2022.7.8 共鳴|たまに入る教育熱の回。
* おしらせ *
■自己紹介のようなもの
「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」
※久しぶりにアップデートしました!
■関西で劇団立ち上げました!〜劇団員募集〜
■小沢の出没情報🥷
①演劇×自己分析ワークショップ開催!
7/31(日)14:00〜16:30
@enoco(大阪市西区)
小沢はファシリテーターを務めます!
②8月上旬、大阪。コメディ、役者。
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③9月中旬、大阪。舞台監督補佐。
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❹10月15〜16日、神戸。演出など。
劇団CLOUD9旗揚げ公演
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