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【私的読書生活】週刊読書録⑧(2022/2/19〜2/25)
逃げる2月とはいうものの、本を読んでる時だけは、時間の感覚を忘れられる。
なんて、そもそもそんなに忙しくはしていないが。
それでもわりあいに穏やかな今日この頃。
本を読める日々というのが本当にありがたい。
世の中に想いを馳せるにつれ。
ただ感謝。
さて、どんな本を読んできたかな。
ーー
綺麗の裏には
女性美容雑誌の連載小説。
キャリア女性が仕事に恋に忙しい。
ハリウッドのお仕事ラブコメにもありそうな感じですが、ちょっとだけ生々しいのは林真理子節か。
ほとんどの登場人物に共感できないのに、ついつい先が気になって読んでしまう。
ジャンクフード的な誘惑と言えそうだ。
ーー
特別な日に
スーパー猫の日ということで。
猫派なので猫本は結構持っている。
(アレルギーなので飼えないけれど)
その中でも、子どもの頃読んだこの本を引っ張り出してみた。
細かいところ忘れていたのでなおさら愛おしい。
永遠の名作。
もちろん流す映像作品はこちら
こちらはとにかくカッコよくて。
ほんと、猫は最高!
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そして他にもねこ絵本を何冊か。
いまどきの事情
やっぱりそうなる、そんな君たちが好き
こんなふうに終われたら
とにもかくにもこの『100万回生きたねこ』は、言い尽くされているけれど、真の名作の一つ。
生きるとは、
死ぬとは、
嫌いとは、
そして好きとは、
そういうことを考えさせられる。
大人になってからでも何度でも読みたい本。
少し前に関連本も出ていますね。
実はまだ未読なので、近いうちに読みたいです。
ーー
きっと一言では足りないから
世の中に溢れる言葉の中に詰まった愛の言葉たちを凝縮して100個選んだ名言集。
自分と連れ合いとの“告白記念日”に合わせて、何度目かの再読。
その都度、響く言葉が違ったり、胸が詰まったり、他の言葉を付け加えたくなったり。
想定も素敵だし、選書している著者の解説も、本当に愛に満ちている。
幸せな、そして時に狂おしいような気持ちになる。
本当に大切な愛読書です。
ーー
どんなに頼りなかろうがこの舟で私は時代を渡る
角田光代さんの、もう10年近く前の作品!
読もう読もうと思っていて今に至る。
ようやく読めました。
主人公の春日左織と義理の姉妹となった風美子を中心に描かれる約半世紀の物語。自伝的な小説のようで、昭和史、平成史も垣間見れる、結果好みの作風でした。
華やかな人と近しいと、ふと自分の人生がつまらないとか虚しいものに感じられたり、何かを搾取されてるのではないかと不安になったり、そんな一般人の気持ちにわかるわかると頷きたくなる。
でもその頼りないような人生でも確かに時代を過ごしていることを思わせてくれる。
そしてもしそばに誰かがいてくれたなら、それはきっと奇跡なのだろう。
ーー
奇跡のかたまり
人体ってすごいんだな。
それを探求した人たちもすごいよな。
と感動してしまう。
人体の隅から隅まで、医学史の全容とまではいかないけれど、ある程度俯瞰的に見ることができ、何より面白い。
参考文献もたくさん紹介されていたので、最初の一冊に最適だった。
ーー
目で見る人体
先の『すばらしい人体』のビジュアル版といったところ。
さすがのNewton。
昔、父が購読してるのをよく読んだなぁ。
結構、肥満とか糖尿病とかの病気にも言及。
“糖質も脂質もタンパク質も1000kcalは1000 kcal”。
バランスよく食べよ。
他のムックも読みたくなった。
ーー
でもおいしいものはおいしいんだよね
色々とね、言われてもやっぱり甘いものも食べたいです。
少し作ってちょっと楽しむくらいいいでしょ。
ね。
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(これは残念ながらこの本のレシピではありません。昨年のバレンタインシーズンに作ったチョコタルト。)
ーー
毎日毎日こうして連れ合いと寄り添って、好きなものを読んでと言う生活が本当に奇跡だと改めて感じる。
そしてまた読んでいきたい。
本が、そして大切な人が、そばにありますように。
日々に感謝して。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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