幸せになるには昇進しかないという呪縛

先日、前の会社の同僚と話した時のこと

家が欲しいんだよ
何件か内見にもいってて

子供が5歳と3歳で2人だから
今のとこじゃ狭くてね

子供にはのびのび生活させてあげたいし
夫婦の時間もほしい

でも今の給料じゃ選択肢は限られる
昇進するしかないけどポストはあかないし
家族との時間も休みもなくなるし
今の悩みだよと

僕もそうだった
たまたま会社の倒産や
妻のガンできっかけで変われただけで

家族を幸せにしたい
自分も幸せになりたい
それにはお金が必要
お金を増やすには昇進しかない
昇進すると責任が増えて
時間をほぼ会社にささげることになる

家族は幸せになるかもしれないが
自分の幸せとはなんだろうか

そう何年も葛藤しながら
本心は隠したまま
昇給面談も仕事人間という姿を見せていた

思えば僕の父もそうだった

朝から晩まで会社員として働き
休みの日もほとんど会わない
子供の頃の父との記憶はあまりない

それでも立派に育ててくれたのはありがたいが
初めて父の年収を知った時はショックだった
あんなに働いてるのにこれだけしか貰えないのかと

父は理屈っぽく
持論を曲げない人で
社交的ではあるが
自分の信じないものには耳を貸さない人だった

株などをしたこともあるが
ディーラーに預けて
何百万も大損をしたので
株は絶対しない方がいいぞという持論
当時はあたりネットも発達してなかったので
個人投資も活況ではなかったから仕方ない

最近、僕が個人運用してることを伝えたら
さすが才能あるやつだと思ってたよとまた持論
相変わらず可愛げのない人だなぁと親孝行

という父への反骨心なようなもので
社畜となることにも反発してたのかもしれない
常に疑問と葛藤を感じてたとき、
きっかけがあったおかげで変われた

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副業の道を一度開いたら
こんなにも可能性のあるところなのかとのめり込んだ

そして成功と失敗を繰り返しながらイマがある

家族が幸せに生活できる環境
自分がストレスフリーで心穏やかにすごせる状態
家族との時間

なにより

幸せになるには時間を切り売りするしかない
という

マイナスのモヤモヤとした頭の中の黒い霧を
吹き飛ばして
晴れやかな雲ひとつない状態を作れたこと

地平線まで見渡せて
やればやるほど自分もまわりも幸せになり
毎日が楽しい旅行をしてるような
人生の楽しみが見いだせたことが
大きかった

と、
いうことをその同僚に語ったら
瞳をうるませて
目を輝かせながら
鼻息荒く手を握ってきた

ありがとう
こんなに有益な情報は聞いたことがなかった
なにか今までずっとモヤモヤとしてたものが解決しそうだよ

と、

これを見てる誰かのなにかの役に立てば幸いです