パーソルキャリアからLeanerへの転職を決意したワケ
10月29日に最終出社を迎え、約4年半お世話になったパーソルキャリア(※以下PCA)を退職しました。
本エントリではPCAで経験したことや得たものの棚卸と転職を決意した背景を整理しながら、お世話になった前職への感謝と次へのチャレンジにへの想いを綴ります。
現職の仕事にはやりがいや成長実感を感じているが、”ありたい姿”を考えたときに「このままでいいのか?」「自分がやるべきことは別にあるのでは?」と転職を検討されている方などに何らかの示唆を提供できれば幸いです。
自己紹介
まずは簡単に自己紹介。
愛知県の尾張旭市という小さな町で生まれ、名古屋大学の修士課程を卒業するまでずっと愛知で育ちました。
大学では医療系の学部を専攻していましたが、大学での”ある経験”をきっかけに全く異なる領域への就職を決意しています。
その”ある経験”とは大学時代に世界でも珍しい男子チアリーディングチームの創設に初代キャプテンとして関わったこと。
”男子チア”という競技に打ち込みながら0→1を作っていく中で、
「いつかもう一度、新しい領域に0からチャレンジしてみたい!起業して組織をもう一度大きくする経験をしたい!!」と思うようになりました。
そして数ある業界の中でも組織づくりに不可欠な人材業界をファーストキャリアとして選び、大手人材会社のインテリジェンス(現PCA)へ就職しています。
業務の棚卸をしながらこれまでのキャリアや転職を考えるようになったきっかけについて触れていきたいと思います。
PCAでのキャリア
<略歴>
配属~3年目 1Q:転職メディア事業部の法人営業
3年目 2Q:アポ獲得を委託しているベンダーの管轄業務
3年目 3Q~4年目:MMB/SMB領域の営業戦略立案・運用
5年目~5年目 2Q:エンプラ領域の営業戦略立案・運用
新卒で配属されたのは転職メディア事業部という部署。
配属されてから2年間はリクルーティングコンサルタント(※以下RC)として法人営業に従事。
製造業の新規顧客を中心にdodaの求人広告や転職イベントを通して採用支援に携わっていました。
最初から順風満帆だったわけではなく、社会人の理不尽さや営業の難しさを痛感しながら
・誰のためにその行動を起こすのか
・その行動に愛はあるのか
ということを教わりました。
誰のためにその行動を起こすのか
大学時代インターンにも参加しなかった私は、新規営業自体が初めての経験。
最初は楽しくやっていましたが、新規のアポ取り架電で断られるのを重ねていくうちに架電をすることが怖くなり行動量が落ちていきました。
そんな時、ラーメンを一緒に食べながら
「自分のために仕事してない?その架電を待ってる人もおるし、それがきっかけで採用につながる人もおるんやで!!(関西弁)」
と先輩から指摘をいただき、目からうろこがポロっと落ちたことを今でも覚えてます。
この言葉は何かに臆病になりそうなときに支えてくれています。
営業時代、行動し続けられたのはこの言葉のおかげだと思ってます!
その行動に愛はあるのか
(有名なCMみたいなワードになってますがそんなつもりはありません笑)
誰に対してもありったけの愛をもって接する上司に育ててもらいました。
・その提案はお客様のために本当になっているのか。
・お客様の立場に立てるくらいお客様のことを知れているか。
・お客様の立場で思考したアウトプットになっているか。
端的に言うと”顧客志向”という言葉に収まってしまうのですが、めちゃくちゃ深いな~と思っています。
目先の受注に走るのではなく、相手の立場に立った時に"この提案がベストか"ということをプロとして考えれるようになったのは当時の上司のおかげだと思っています。
その方は言葉だけではなくしっかりと体現しており、NPSは常に回答者全員から10点満点!!
当時のチームメンバー全員良いスコアだったのでかなり影響されてたと思います。
そんなチームで半期の事業部MVGを獲得できたことはいい思い出!!
たくさん喧嘩しましたが、多くのことを学び、切磋琢磨できたいいチーム
3年目の第2Qのタイミングで同事業部の営業戦略企画へ異動。
営業戦略企画ではアポ獲得を委託しているベンダーの管轄業務を行ったり、首都圏RC組織の体制検討や営業部予算の策定、保有顧客検討、重点施策検討&PDC支援など幅広い業務に従事しました。
対峙するのは営業部長・課長の方々なので当然自分よりも経験が深く、戦闘力も高い。
"経験の浅い自分はどんなことにバリューを出せるのか"ということに悩み、苦しむ期間もありました。
設計した施策目標に対して進捗が悪く、営業部の変革をリードできていない時期に、
「できてないことはわかったけど、良くしていくために立野はどうしたらいいと思うの?」
と問い続けてくれた上司がいたおかげで、足元の数字が大事な営業部に対して下記のことを常に考えながらコミュニケーションをとれるようになりました。
・どのように長期的な視点を持って取り組んでもらうか
・振り返りの粒度をどうしたら高めてもらえるか
・実行するメンバーにはこの施策やメッセージがどう伝わるのか
・私が最大限サポートするために何ができるのか
自分と関わるすべてのことを自分ゴト化でき、最後の半年は手ごたえがあり、社会人として一番成長できたように感じています。
最終出社日に企画以外の方も多く集まってくれて嬉しかった!!
RC時代、愛であふれた最高に楽しい環境で仕事をしたり、
若手から企画へ異動させてもらい、仕事のやりがいも自分自身の成長実感もたくさん感じていたのでPCAにはめちゃくちゃ感謝しています!!
転職を考えるようになったきっかけ
営業戦略の仕事は組織の変革に最前線で関わる仕事なので非常にやりがいもあり、仕事内容には満足していました。
そのためすぐの転職を考えていたわけでもなければ、転職活動をしていたわけでもありません。
一方で、将来チャレンジしてみたい”起業”のことを考えると
・大企業の営業戦略は0→1にチャレンジする機会が少ないこと
・調整業務も多く、間接マネジメント的な側面があること
ということからその経験が役に立つことはあるかもしれないが直結しないだろうな、ということを漠然と考え、悶々としていました。
PCAの時代、一緒の組織にいた高橋健太から紹介を受け、(半ば強引にw)選考に進んだことでより”このままPCAで今の仕事をし続けることがベストな選択なのだろうか”と思うようになります。
どうありたいのか、そして転職先で何をしたいと思ったか
実は社会人3年目が終了するタイミングでPCAを退職し、中学からの友人と一緒に起業をするつもりでした。
何度も話し合ったのですが、やりたいことが二転三転して定まらず、スモールでもいいからやってみようと思うも自信がなくて足が止まる...
結果として友人を裏切り、PCAに留まった経験がありました。
もうあんな惨めで申し訳のない経験をしたくない。
次、思い立った時には自信をもって自分がリードできる存在になりたい。
自分のやりたいことにまっすぐ向き合ったときに”起業をする”ということはどこか譲れない思いがありました。
過去踏みとどまったのも根本は自分の起業をすることへの自信の無さが原因だと感じていたこともあり、転職するなら将来に直結する経験が得られる可能性が高いスタートアップにいこう、と思うようになりました。
(思い立ってからは早く、内定をもらう前に転職したいという思いを会社に告げていましたw)
なぜ"Leaner"か
面接や面談を重ねる中で社員一人一人の仕事に対する熱量や世の中を本気で変えてやろうという想いが非常に心地よかったのを覚えています。
当時Leanerが解いている領域に明るくない私に、いかに課題があるのか、何をどうすることでLeanerが1兆円企業を目指していくのかということを楽しそうにキラキラ話す姿を単純に羨ましい!!と思ってました。
・自分たちが取り組むことで社会がより良くなる!
・その課題に立ち向かうことに人生を賭けてもいい!
・新しい常識を作っていくんだ!
と胸を張って堂々と声を張り上げながら全力が走っている仲間がそこにいました。
▼Leanerセールスチーム
そんな仲間がいる環境で将来に直結するような経験をしたい。
何をするかよりも誰とはたらくかだな、と本気で思いLeanerにジョインすることを決めました。
優秀で同じ熱い志を持った仲間と大きなチャレンジをしていこうと思います。
最後に
PCAではファーストキャリアとしてたくさんの経験をさせてもらいました。
5年目がなかなかできる仕事じゃなかったので、そういうチャンスをいただけたことは幸運だったと思ってます。
また一緒に仕事をしてくださった上司や先輩は今後も仲良くしていきたいと思える人たちばかりで感謝してもしきれません!
Leanerではインサイドセールスからスタートします。
3年ぶりに営業に戻ることや大企業からスタートアップへ転職することなど不安なこともありますが、PCAで培ったスキルや経験に自信を持ち、邁進していきます。
これからも変わらず仲良く、時に厳しく接していただけると嬉しいです。
PCAで関わり、たくさん笑い合った皆様のことが大好きです!
本当にお世話になりました!!
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