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経験から学んだ量質転化

こんばんは!
株式会社GTDの加藤裕也です。

今回は、【量質転化】について、経験・体験談を交えながら書き綴りたいと思います。

【量質転化】とは?

量質転化とは、「量をもって質と成す」と言われています。
量を積み重ねることで質が向上するというものです。
簡単にいうと、量をこなすことで質が上がるということです。

本当に【量質転化】は正しいのか?

この問いに対する回答としては、【適切な量をこなせば質に転化する】が正解だと考えています。

「作業量をこなせば、質が上がってくる。」
「量をこなすから仕事も上手くいく。」

「行動量をこなせば、行動の質が向上する」という意味合いで「量が質に転化する(量質転化の法則)」という言葉が使われます。

何の「量」をこなすかを見誤ると、質は良くなるどころか、悪くなる一方であると感じています。

量は【行動量】でなく【稽古量】

「量が質に転化する」という「量質転化の法則」の正体は、実は「行動量」ではなく、「稽古量(見本の真似をする量)」です。
ただ単にがむしゃらに、闇雲に、行き当たりばったりに行動する。
そのような量をこなしても、全く質が向上しないのは、「稽古」の量をこなしていないからです。
つまり、何の量を指すのかで、量をこなした先の成長は全く違うものになります。正しい努力をしなければ、どんなに行動しても無駄な努力となってしまうと言えます。
僕自身も、算盤、習字、サッカー、少林寺拳法、化粧品の研究開発職、人材や不動産営業、フリーランス営業などにおいて、量質転化を数多く体験してきましたが、ただ闇雲に行動するだけでは結果に結びつかない事が多くありました。
いつも結果になる時は、学ぶ人を決めて、基礎基本に忠実に行動する量を追いかけていた時です。

インプットからアウトプットまでのプロセス

読書、YouTube、セミナー、トレーニングなどで、新たなインプットをしても、その後に正しい反復練習し、正解につなげるためのアウトプットを繰り返さなければ、全く意味がありません。
確かに、「全く行動すらしない」という人もいますが、「行動しているのに、成果や成長につながらない」という人は、インプットからアウトプットまでのプロセスを勘違いしていることが多いと考えられます。

まずは量をこなすこと

まずは、圧倒的な量をこなすことが重要ですが、闇雲にこなすだけでは不十分なことが多いです。
常にその行動が、基礎基本に忠実で、正しいプロセスかどうか考えながらやること。
圧倒的な量をこなしている人は、ブレない軸があり、コンスタントに結果を出し続けます。



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