見出し画像

事業報告Vol. 27:「戦略としての幸福の定義」について

事業進捗共有記事27個目。

この記事を書くにあたって

戦略について公私ともに話をすることが最近複数回あったので、ちょっと書いておこう、と思ったのがきっかけ。
それに加え、「自分の幸福」を定義している人ってめちゃくちゃ少ないよなーと思ってるのでそれに絡めて書いていきます。

戦略とは

そもそもは軍事用語であり、辞書では「特に、戦いに勝つための大局的な方法や策略」と記述されています。
ただ、戦争においては最終的に戦いに勝つことが目的となりますが、それ以外においてはそういった明確な目的がそもそも存在しません。
そのため、僕は戦略を「最終的な目標と、それを達成するための方針・ストーリー」と定義しています。

勘違いされやすいなと思うのですが、数字を戦略として置くのは間違っていると考えます。
なぜなら、数字は単なる事実でしかなく、それに至るための方針が定められていないからです。
最終目標・ストーリーを達成するために必要な数字目標を設定することは重要ですが、それはあくまで手段・要素であり、その達成によって何を成せるのか、という思考が重要であると考えています。

戦略としての幸福

本記事はビジネスの話というよりも、戦略として幸福を定義し、人生をより幸せなものにしようというのが主題です。
なので、ここからはそういう話をしていきます。

友達から相談を受けることもわりと多く、また、シリヤト!!というサービスを運営していることもあり、周りの方から相談を受ける機会は比較的多い気がしています。
その際に感じるのは「自分にとっての幸福とはなにか」を定義できている方はめちゃくちゃ少ないということです。

例えば。
世の中には、お金さえあれば幸福だという方も、家族がいればそれで良いという方も、1人の時間が何よりも大切という方もそれぞれいらっしゃいます。
(余談ですが、「お金or優しさ」みたいな二項対立が強調される場面は散見されますがそれらは対立していないです。ちなみにそういった物語はお金=悪だと描かれがち)

それにも関わらず、世の中には定型的な幸福が強調されることが多く、なんとなくそこに向かってしまっている方が多いなーと。
もちろん、それ=不幸と思ってはいないんですが、自分の幸福をしっかり定義していないゆえに、それとは真逆の方向に向かってしまっている方も多く見てきました。

戦略ミスや未設定の恐ろしいところは、全力を尽くせば尽くすほど、むしろ自分の目標(幸福)から離れてしまうということが起こりうる点です。
そもそも、自分の幸福がなにかすら分かってなければ、仮に幸福な状況であったとしてもそれを認識できないので、真なる幸福には絶対にたどり着けなません。

僕の幸福の定義

偉そうなことを書いていますが、僕が自分の幸せについてきちんと定義したのは30歳を超えてからです。
その際にしっかりと考え、5つの要素に落としこむことができたのですが、それ以降、だいぶ生きやすくなったなぁと感じます。

まとめ

戦略の重要性は多くの人が頷くものだと思うのですが、幸福の定義という人生の戦略設定が軽んじられがちだよなーと思っているので今回は書いてみました。
念のため書いておくと「幸福を定義しろ!」ではなく、「幸福を定義すると幸福になりやすいよ」って話です。

自分の定める幸福は他人に誇れるものじゃなくても、格好いいものじゃなくても、なんだっていいと思ってます。
同様に、人の幸せについて他人が意見するのもよくわからない。
だってそれは他の誰かじゃなく、自分のための幸福なんだから。

もっともっと幸せになるぞ。

※貼った方が良い気がした。
※※公式音源なかったけど 〜悦楽編〜 の方がすき。

ITベンチャーに新卒入社後2012年創業 複数回エクイティ・デッドでの資金調達を行い各種事業を行う 2015年に既存事業譲渡と訪日旅行者向けWebメディア立ち上げを並行しつつ、 2016年にフジメディアホールディングスグループに数億円でバイアウト 2019年から福岡で2度目の創業