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共感的コミュニケーション〔実践編〕

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ラストメッセージ(3)命の祭は解脱(げだつ)の対極にある

〔末期ガンをサーフする3〕

多くの人がいまの時代や社会情勢に不安や生きづらさを覚えている。
それを解消するためのさまざまな講座やワークショップ、合宿が多く開催されていて、どれも人気だ。
そういうイベントにやってくる人はなにをもとめているのだろうか。

私の経験では、多くの人が「心の平安」「動じない強さ」「怒りや不安のコントロール」といったことを求めているような気がする。

私が末期ガンを告げられ

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満たされようが満たされまいがニーズを知ることが生きる質を変える

共感手帳術の目的のひとつが「マインドフルネス」だが、それを実現するためのかんがえかたのひとつに、
「過去の失敗や後悔、あるいはまだ起きていない未来への希望や不安から、いまの自分のニーズを理解する」
というものがある。

いまこの瞬間に集中しようとしても、過去の体験や記憶が邪魔したり、まだ起こってもいないことの妄想がノイズとなって去ってくれないことがある。
「雑念」などと呼ばれることもある。
これら

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親密な者からの命令やアドバイスの強要に対処する

とくにステージⅣのガンであることがわかったときから(またそれを開示したときから)、さまざまな人からさまざまな情報やアドバイスが寄せられた。
またそれは現在進行形でもある(いまもたくさん個人メッセージをいただく)。

ガンでなくても、普通に生活していれば、人は家族や友人からさまざまなアドバイスをもらったり、ときには命令されたり、なにかを強要されることはある。

私の場合、
「すぐに○○という医者に行

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「筆記」のパワー/書く習慣で毎日をクリアにすごす

最近——にかぎらないかもしれないが——書くことがあらためて注目されている。
仕事のこと、自分の人生や日常のこと、心の問題、人間関係など、書くことがさまざまな問題を解決することに力を発揮する。
それは書くことを仕事として毎日あたりまえにおこなってきた私でも、あらためてそう感じる。

仕事というが、そもそも書くことを仕事としてはじめたわけではない。
小学生のころの作文や日記からはじまって、手帳、メモな

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共感文章もしくは共感手帳術のプラクティス「ニーズの遠景、近景、体景」

NVC(共感的コミュニケーション)でいうところの「ニーズ」は、「いまこの瞬間」の自分の身体的実感につながっている必要性や価値観、大事にしたいことをつかむことが基本だ。
ニーズは観念やイメージ、思考の産物ではないということだ。
これはとても重要なポイントで、論理的な理解が容易なNVCの学習者がおちいりやすい罠でもある。
思考や観念的なイメージで「自分のニーズはこれだな」と言語化できてしまうのだが、本

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ひさしぶりの共感文章講座

オンラインの共感文章講座を前半と後半の2回に分けて、ひさしぶりに開催した。
定員いっぱいのご参加をいただき、感謝。

前半が「自分を読むために書く」、後半が「自分を伝えるために書く」というテーマでおこなった。
いずれもNVCをベースにしているが、私独自の工夫も加えてある。

前半は「自己共感」を書くことによって練習し、強化する方法。
NVCといわなくても、人は生きていく上で、個々人がまず自分自身を

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「書く」「文字化(可視化)」することの威力を知ってもらいたい

自分が物書きだからいうわけではないのだが、「書く」という行為にはかなりパワフルな効果がある。
逆に、物書きなので書くことがあたりまえの行為になっていて、あらためてそのことに気づくことができなかった、ということがある。
あらためて「書く」という行為を見つめなおしたときに、気づいたことがたくさんあるので、それについてみなさんにシェアしたいと思っている。

NVCのセッションで、
「なんとなくもやもやす

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名古屋天白アロマファンでのウェルバ・アクトゥスWSがスタートした

2019年4月14日、午後。
名古屋市天白区にある水野生惠さんの民家スペース〈アロマファン〉で、現代朗読の群読グループ〈ウェルバ・アクトゥス〉のワークショップが開催された。

これまで月に一回のペースでおこなってきた共感的コミュニケーション(NVC)の勉強会「共感カフェ」の延長線上にあるものだが、NVCが朗読とどう関係があるの、と思われる方も多いのではないかと思う。

長年NVCの学びの場に関わっ

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ひさしぶりの親密な関係の勉強会、終了

リクエストがあったので、ひさしぶりに「親密な関係における共感的コミュニケーション」の勉強会というかワークショップを、オンラインで開催した。
ご参加いただいた皆さん、ありがとう。お疲れ様でした。

「親密な関係」は英語でいうところの「intimate relationship」をさし、とくに性的な関係をふくむ夫婦やパートナーとのコミュニケーションを意味するが、私はそれよりもうすこし範囲を広めて、親子

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接続詞「だから……」にご注意!

親兄弟や夫婦、長い付き合いの恋人やパートナーや友人ほど、つながりの深さと同時に、お互いの関係性のなかで受けた痛みをたくさん抱えていることが多い。

なにかするたびに、瞬時に過去の痛み(経験記憶)がよみがえってきて、それを思わず相手に伝えたくなる。
それは一種の暴力として相手には働いてしまう。

そんなときに出てくることばの最初は、たいてい、
「だから……」

「だからいったじゃない」
「だから○○

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編み物タイムがもたらすもの(思索とマインドフルネス)

10月の「共感編み物カフェ」が終了した。
編み物はもちろんだが、編み物以外にもラップトップを持ちこんで自分の「宿題」をする人、イベントの相談をする人、オンラインで飛びこみ参加してただ子どもといっしょに向こう側で近況など話してくれる人など、それぞれの自由とその尊重と安心が保証される場となっていた。
もちろん私自身がその場を必要としていて、楽しませてもらった。
参加してくれたみなさん、ありがとう。

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オンラインとリアル参加で共感文章講座でした

月に一回のペースで開催している共感文章講座、終了。

共感的コミュニケーション(NVC)をテキストベースで応用するには、ふたつの狙いがある。
ひとつは、リアルタイムでは難しい面がある共感の表現やコミュニケーションについて、自分のペースでじっくりと取り組むことができるテキスト表現の世界で練習し、確実に身につけること。

そしてもうひとつは、メールやSNSなど、テキストを用いたコミュニケーションが増大

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今月は個人セッションの機会が多かった

今日もゼミ/講座の合間にオンラインでの個人セッションをふたりおこなった。
今月はこれまでにもっとも個人セッションの多い月だった。
オンラインが多かったが、直接面談も出張セッションもあった。
いずれにしても、おひとりおひとりと個別の、プライベートで、ときにはシビアな問題と向き合い、深く聞き、共感を向ける時間だった。

何年か前から共感的コミュニケーションの学びの場を自分で作ったり、各地でのカフェや個

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9月開催の共感編み物カフェ

今月も共感編み物カフェを開催した。
午後3時からうだうだと、好きな時間に来て、好きな時間に帰ってもらってもいいし、ずっといてもいいし、またオンラインで自宅から参加するもよしの、大変気楽な会だと思う。
実際、私も気楽にやっている。

共感的コミュニケーションをベースにしたお互いに尊重しあう安心の場としての編み物カフェということになっているが、がちがちにそんなことを意識しなくても自然に編み物で手を動か

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