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悩みやすい原因は食習慣にあり。悩みやすい人に始めてほしい2つのこと | 繊細さんのための薬膳哲学

私のもとには日々色々なお悩みが寄せられます。その中で多いのはココロのこと。思い悩んだりイライラする自分を責めてしまう方が本当に多いのです。

あ、言い忘れておりましたが、私は国際薬膳調理師という薬膳の上級資格を持っていて薬膳の目線で体質改善のサポートをしたりコラムの執筆を行っています。得意分野は薬膳の目線でのゆらぐココロのサポートです。


なぜ薬膳でココロのサポート?と思われるかもしれませんが、薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)では臓腑と感情は密接に関わっていると考えます。そして、その臓腑ごとに出やすい感情が決まっています。

例えば、胃腸系システムの脾(ひ)と関わりのある感情は「思」です。思は思い悩むということです。

つまり、脾が弱ると思い悩みやすい感情が出やすいということ。

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思い悩みやすくなる原因は?

では、脾が弱らない習慣をしたら思い悩む感情が出なくなる?と思った方…大正解!そうなんなんです。脾が嫌がることをやめたり、脾が喜ぶことをしてあげれば思い悩みやすい感情が少なくなります。

え?ほんとに?と思うでしょう?でも、実際、わたしはこれを経験しておりますのでよ~く分かります。

今ではあまりゆらぐことなく日々を生きたいように生きている私ですが、数年前の私はいつも泣いてばかりで、自分を責めて人をうらやんでいることしかできなくて。心から笑っていたのは本当数少なかったんじゃないかな~。

で、その当時のことを思い出すと辛くなると同時にこうも思うんです。

「いや、その食事と生活してたらそりゃ落ち込むわ!!」

当時の私は冷たいものばかり食べていたんですが、それこそ脾が弱る大きな原因なんです。


思い悩まない自分でいるためにまず始めたいこと

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結論から言いましょう。温めてください。胃腸もカラダも。

脾は冷たいものが本当に嫌いです。冷たくされると機嫌をそこねて食欲不振にもなるし、肌もゆらぐし、思い悩みやすくなります。温かくしてもらうとめっちゃ喜んで働きますので、胃腸の調子もあがるし、肌の調子もよくなるし、前向きに物事を考えられる体調にもっていってくれます。

まるで恋愛のようですね。相手を知り、相手が喜ぶことをして、嫌がることはしない。(本人、イイこと言ったと悦にはいってます 笑)もう、恋する相手のように脾を労わってあげてください。

常温でもいいですか?と聞かれますが「ダメですっ!!(キッパリ)」なぜなら、37℃以下の温度のものは脾は冷たいものだと認識するので口にして「はぁ~あったかい」と感じる温度にしましょう。


恋する相手(脾)を喜ばす2つの神器


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ごめんなさい。私薬膳のこととなると楽しくて脳内がちょっとおかしくなってくるのでこのような目次になったことを先に謝ります(笑)

最後に、私が脾を喜ばすために欠かせない日々のアイテム2つを紹介して終わりたいと思います。

まずはこの鉄瓶。めっちゃ憧れていたけれど、ずぼらな私には到底使いこなすことはできないだろうと勝手にハードルをあげていましたが、きっかけがあり、ついについに最近買いました!(これについては後日詳しく)

今まで薬缶で白湯を飲んでいたけれど、正直あまり美味しくなくて…でも鉄瓶で沸かした白湯は本当においしい。。。毎日この鉄瓶でわかした白湯でお腹を温めています。


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2つ目はタンブラー。せっかく白湯やお茶を沸かしても時間がたって冷たいまま飲んだら脾は機嫌を損ねます。だから私は自宅でもタンブラー。スタバでもMyタンブラー。

と、いうことであれやこれやと欲張らず、まずは温めることを継続することから始めてみてください。欲張ると続きませんのでまずは1つ習慣したいことを決めて、習慣になったら次とやっていくのが個人的にはおすすめです。


instagramでも私のライフスタイルを発信しているのでぜひつながってくれたら嬉しいです(*^^*)





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