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珈琲とミルクの交わり

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#夏だからやってみた

青春プチロマン小説「女が日本一周する時」第11話 作/奈良あひる

浅田「ごめん、待たせちゃった」
加恵「そんなことないですよ」

加恵は明るく答えたつもりだが、声が裏返ってやしなかったかと、心配になった。

浅田「どこか行きたいとこありますか?」
加恵「どこでも大丈夫です。このあたり知らないですし」
浅田「じゃあ、行きたくないとこはありますか?」
加恵「それもないですよ。お任せします」
浅田「おっけ、それならラブホテルでもいいですか?」

加恵は答えた

つづく

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青春プチロマン小説「女が日本一周する時」第9話 作/奈良あひる

加恵は、話がそれ始めていることに気づいている。

これから会えるのかという質問に答えていないのである。

加恵「これから会えるのですか?」
加恵は、浅田とその女性がそうことをしていて、このあと会える状況なのか、単純に聞いた。それでも心の中では、会える状態だからそういっているのだとも予想はついてもいた。

浅田「はい、大丈夫です。ぜひ会いたいです」

加恵は、なぜ会いたいのかは聞かなかった。それは、

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青春プチロマン小説「女が日本一周するとき」第7話 作/奈良あひる

カフェラテを半分ぐらい飲んだあたりで、加恵は私おのストーリーを思い付いたのだった。
今日の宿に買えったら、メールを送ってみる。それだけのことだった。
メールを返すだけでも、加恵にとっては大きな決断でもあるのだ。

加恵は、それ以上カフェラテを飲まなかった。席を立ち、会計を済ませて宿に向かった。
早くメールを送りたくなったのだ。心が弾んでいた。
おそらく予想のつく後半おカフェラテより、予想のつかない

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