1日に30~40分の運動をした方がいいという研究について
概要
座る時間が長い人とそうでない人の死亡率を比較した時に、座りっぱなしの人の方が圧倒的に死亡率が高いことが分かっている。British Journal of SportsMedicineというジャーナル誌で発表された研究によると座りっぱなしの人でも、1日に30~40分の運動をすれば、あまり座らない人とほぼ同じ死亡率になるらしい。
①前書き
皆さんは、運動してますか?
基本的に学生の方は、部活動などで運動していると思います。
ですが、だんだんと社会人になると、仕事が忙しくなってしまい、運動しない人が多いと思います。
で、ここで問題になってくるのが、運動しない場合、ディスクワークなどが主になっていき、座りっぱなしになってしまうのです。
以前、紹介した座りっぱなしの話ですが、座りっぱなしだと、人間は癌になりやすかったりするなどいった研究もあるので、人間は基本的に座りっぱなしは良くないと言われています。
ですが、現代社会、学生から社会人まで、仕事や勉強で忙しすぎて、基本的に1日約8時間以上は座って仕事をしている方が多いと思います。
なので、座らないことが大事になってくるわけですが、そんなことは基本的に今の現代でも難しいかと思います。
ですが、最近の研究では実は、座りっぱなしでも1日に30~40分運動すれば、死亡率もあまり変わらないんじゃないかということが言われるようになりました。
今回は、そんな1日に30~40分の運動をした方がいいという研究について紹介して行きたいと思います。
②1日に30~40分の運動をした方がいいという研究について
この研究は、British Journal of SportsMedicineというアメリカのジャーナル誌で発表された研究になります。
この研究は、座りっぱなしと運動した人の死亡率を比較した研究を9件集め、本当に座りっぱなしの人が死亡率が高いのか?というのを調べました。
ちなみにこの研究で扱った研究は9件ですが、サンプル数としては4万4370人を対象にしていて、結構信頼できるデータだと思います。
結果、合計4万4370人を対象に本当に座りっぱなしの人が死亡率が高いのか調べたところ、実際に座りっぱなしの人は確かにそうでない人と比べて死亡率が高かったのですが、座りっぱなしの人の中でも1日の内、30分~40分運動していた人は座りっぱなしでない人と比べて、死亡率があまり変わらなかったということが分かったのです。
つまり、1日の内30分~40分運動した方が、死亡率は将来的にも減るわけなんですよね。
③最後に
学生の方は特にですが、若いうちは部活動に入った方がいいと思います。
なぜなら、1日の内8時間以上は勉強のために座りっぱなしの時間を過ごしており、あんまり健康上良くないと思うからです。
なので、学生の方で早死にしたくない方は、ぜひ部活動に入って運動してみてください。
また、社会人の方は、中々大変だと思うかもしれませんが、家に帰った後、30分ぐらいは歩いたりとか、ストレッチなどの軽い運動か、もしくは腕立て伏せやバービーなどの高強度の運動をしてみた方がいいと思います。
とにかく、運動しましょうねという話でした。
以上が、1日に30~40分の運動をした方がいいという研究についてでした。
⇩参考文献
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