なぜ犬と触れ合うと幸せを感じるのか？ 幸せホルモン オキシトシンの研究
①前書き
皆さんは犬は好きですか？
古くから人間は犬を飼い、犬と触れ合い、共にすごいしてきました。
でも、よくよく考えたら、世界中には多くの生物がいる中で
なぜ人間は犬と過ごすことが多いのでしょうか？
今回は、その答えのヒントになるかもしれない研究を紹介したいと思います。
②幸せホルモン オキシトシンについて
研究の紹介をする前に、まず私たちがどのように幸せを感じるのかについて紹介します。
私たちが幸せを感じる要因はいくつもあるのですが、その一つとして
オキシトシンと言うホルモンがあります。
このオキシトシンと言うのは、人と会話したり、友達と一緒に遊んだり、
人と触れ合ったりなど、好きな誰かと何かをする時に
脳で分泌されるホルモンで
このホルモンが分泌されると人は幸せを感じるようにできています。
③犬と触れ合うと人は幸せを感じるかの研究
犬と触れ合うと幸せかどうかを麻布大学の永澤さんと言う方が調べた研究があります。
どのような研究をしたかと言うと
一般の家庭犬とその飼い主30組を集め，実験室にて飼い主とイヌとで30分間の交流を行い
犬と飼い主がよく見つめ合ったグループと犬と飼い主があまり見つめ合っていないグループに分けて
人間と犬の尿に含まれるオキシトシンの量を測定し、幸せを感じたかどうかを調べました。
この研究の結果、犬と飼い主がよく見つめあったグループは、オキシトシンの分泌量が多く見られたのに対し
犬と飼い主が見つめ合っていないグループはあまりオキシトシンの分泌がされていなかったことが分かりました。
つまり、この研究で分かったこととして、人間は犬と一緒に触れ合うことで
幸せを感じるようになっているということです。
④最後に
ちなみに、この研究では、犬の祖先であるオオカミに同じ実験をしてみており、結果、オオカミの場合、オオカミを飼い主が見つめてもオキシトシンの分泌量は変わりませんでした。
つまり、人間が幸せを感じるのは犬など小型の生物だけなのかもしれません。
私は、犬よりも猫派なんですけどね。
皆さんがどちらが好きですか？
コメント欄に感想をいただけると嬉しいです。
以上が「なぜ犬と触れ合うと幸せを感じるのか？ 幸せホルモン オキシトシンの研究」についての内容でした。
参考本・文献
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