実は危険なアレ BPAの有害性について
①前書き
皆さんはBPAという言葉を聞いたことがありますか?
BPAと言う物はビスフェノールAの略であり、有機化合物です。
このBPAと言うのは、主にプラスチックの合成に使われている物質で
ペットボトルや容器の蓋などのあらゆるところに使われていて
今や身近な物質になっています。
BPAはプラスチックの合成に使われている物質ですが、実は私たちの体の中にも入り込みます。
具体的には、ペットボトルに入った飲料などに溶け込んだ後、体の中に入っていくパターンが最も多いです。そして、体の中に入った後、「血液」、「尿」、「体組織」にBPAが残ります。
しかし、このBPAは実は体にはよくありません。
今回はこのBPAについて紹介して行きたいと思います。
②BPAってなぜ体に悪いのか?
このBPAはなぜ体に悪いのかですが、体の中に入ると体のホルモンを阻害する内分泌攪乱物質と呼ばれる物質だからです。
★内分泌攪乱物質とは
内分泌系に影響を及ぼすことにより、生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の化学物質のことです。
この内分泌攪乱物質は体に取り込むと、体の生殖、代謝、免疫機能などに異常が発生し、癌などを引き起こす原因にもなります。
また、2017年の研究によるとネズミにこのBPAを接種させた後、ネズミを交配させ、生まれた子供の体重を測定した結果、BPAを接種していないネズミに比べて、生まれた子供は体重が明らかに減っていました。
このよう、このBPAは摂取した生き物だけでなく、その子供にも悪影響を出します。
③最後に
とはいえ、私たちの身の回りではさまざまなプラスチック製品があり、
もはや生活必需品になっています。
たしかに、プラスチックは有害であるですがどれくらい接種したら体に有害なのかは今の所まだわかっていません。少量なら、確かに問題ないのかもしれません。
しかし、まったく無害ではないということを皆さんに知っていただくために今回の記事を書きました。
皆さんも今後の人生のでプラスチックを使い続ける際に、できる限りプラスチックを使わないことをお勧めします。
以上が「実は危険なアレ BPAの有害性について」の知識でした。
こちらの本も見るとより分かりやすい図などがあり、深い知識が得られますので興味のある方は、参考にしてみてください。
参考本(こちらを読むとより理解が深まります)
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