【性転換】子供のころに性転換するとどうなるのか? 【ブレンダと呼ばれた少年】
地球上には様々な生き物が存在します。
例えば、魚、鳥、虫、そして僕たち人間が存在します。
そして、これらの生き物には共通してあるものが存在します。
それは、性別です。
性別はほとんどの生物にあって、男性だったら、男性の体になるし
女性だったら女性の体になりますよね。
普段僕たちが生きている中で、それっ当たり前で
なんとなくそんなもんなんだなと
特に気にせず、生きているんですけど
皆さんっていつ性別が決まっているか知っているでしょうか?
僕たちの性別は実は、僕たちのお父さんか、お母さんがなんやかんやあって
僕たちを作った時にもらう遺伝子によって決まると言われています
そして、僕たちの生き物の遺伝子はこんな感じで体の細胞一つ一つに折りたたまれて、入っていて、これを染色体と呼びます。
この染色体の数は、生き物によって違い、
人間だと46本存在し
そして、この染色体は、鳩だと16本、猫だと38本ハエだと8本あると言われています。
このように染色体は、生き物の形に大きく関係があって、その中でも重要なのが性別を決める性染色体でと呼ばれるもので
男性だとXY、女性だとXXの組み合わせで決まると言われています。
こんな46本あるうちの1本だけ違うだけで、僕たちの性別が大きく違ってくるので生き物ってすごい不思議ですよね。
そして、この遺伝子が詰まっている染色体は僕たちの生まれたときから
ほとんど変わることはなく
ずっとこの染色体を持って僕たちは生きていきます。
なので、途中から、人間の女の子が突然、明日には
あれ、男の子になっているな~んていうことは、ありえないかと思います。
しかし、もし、その性別をがある突然変わってしまうのだとしたら
一体その人はどうなってしまうのでしょうか?
はい、どうもユウキです。
遺伝子の話って、僕はかなり好きで
例えば、人の遺伝子とバナナの遺伝子を比較すると約60%が同じだとか
結構、遺伝子が1%でも違うだけで全く違う生き物になっているっていうのが面白いなと思いますね。
そんなことはさておき、今回は性別を替えさせられてしまった人間は一体どうなってしまうのかという話をしていきたいと思います。
それでは行ってみましょう。
性転換した人間はどうなってしまうのか
1965年。
カナダにデイヴィット・ライマーとその双子の弟であるブライアンという男性が生まれました。
彼らは、生まれてから6か月たった時、おしっこをする際に、痛いということを彼の両親にいいました。
この痛みの原因は、彼のちんちんが包茎だったことが原因であり、
1966年に二人はこの包茎を直すための手術を行いました。
通常、この手術では、普通をメスを使って、手術が行われるのですが
執刀医がこの時電気メスを誤って使用してしまい、デイヴィットのおちんちんの半分以上がなくなってしまうといった事件が発生しました。
しかも、これはのちに分かったことですが、この手術が行われた際に、デイヴィットの手術が失敗したため
ブライアンの手術は中止になったのですが、ブライアンはその後、自然とおしっこをするときの痛みは無くなっていったため、この手術は不必要であり、完全に医者の医療ミスだったと言われています。
そうして、デイヴィットのおちんちんはなくなってしまったため
彼らの両親は、1年以上この治療法を見つけるために国中の治療してくれるところを探しました。
しかし、おちんちんの半分以上がなくなるというのが前代未聞であり
結局、この治療法は見つからず、途方に暮れた両親は、最後にある医者に出会いました。
医者の名前はジョン・マネーという人物でジェンダーアイデンティティや性転換の分野に詳しい人物でした。
マネーも当時、「心の性別は家庭や社会からの影響で後天的に作られる」のではないかと考えていた人物で
自分の考えが正しいのかどうか証明したいと考えていました。
そこでデイヴィットの両親が相談してきたことが偶然にも絶好のチャンスで
おちんちんを失ったデイヴィットが身も心も女性として成長すれば、
自分の考えも正しいと証明できるし、学会で自分の研究成果を示せると考えていました。
そこで、マネーは、デイヴィットの両親の相談に乗り、マネーは
デイヴィットを男性ではなく女性として生きさせるべきだと
両親を説得させ、デイヴィットに性転換手術をさせることを承諾させました。
そうして、デイヴィットを性転換させるために、デイヴィットの残りのおちんちんなどの男性器をすべて切除し、外見も女性に近くするといったことを行い、晴れてデイヴィットはマネーによって
半強制的に性転換させられ、名前もデイヴィットから、ブレンダと女らしい名前に変えさせられました。
こうして、物心つく前に、デイヴィットは性転換させられ、名前も変えさせられてしまったのですが
この後の人生は一体どうなってしまうのでしょうか?
時は流れ、デイヴィットはだんだんと成長していき、8歳ごろ。
彼が思春期を迎えると同時にある変化がみられるようになっていきました。
デイヴィットはもともと、マネーや両親から自分は男性ではなく
女性だということを教えられて育てられてきましたが
同じ年齢の女性がしそうな人形ごっこや化粧が面白いとは思えず
男の子みたいに活発に外で遊ぶようになっていきました。
これを観察していたマネーは、デイビットが女の子として育てられているのなら女の子らしい行動をするはずだろうという考えを持っていたため
全くの違う行動をとっていることから、マネーはデイビットが行っている行動を受け入れることができませんでした。
そして、マネーは自分の正しさを追求するために、デイヴィットに定期的に女性ホルモンを注入するようなことを
行い、再び女性と認識させるようなことを行うようになりました。
しかし、それでもデイヴィットは女性としての行動は少なく、
男性的な行動を多いため、マネーはさらにデイヴィットに
女性器を取り付け、体もすべて女性にしてしまうということをデイビットに勧めました。
しかし、デイビット自身、このことについて猛烈に反対していて
ようやく両親も、マネーの行動が以上であると感じ
以降、マネーとの連絡や相談など一切を決別し
デイヴィットは、男性の体として生きていくようになりました。
そして、デイヴィットが14歳になったある日
父親から直接、男性であるということと手術の失敗によっておちんちんを失っているという真実を聞かされ
ようやくデイヴィットは男性とだということを認識し
1990年に、デイヴィットはジェーンという女性と結婚し、無事男としての人生を歩むようになっていきました。
しかし、ここから、ある問題が起きるようになっていきました。
それは、デイヴィット自身、幼少期から、女性として生きてきたため自分の体と心が一致しないことに悩み、そのことが一つの原因で何度か自殺をしようとするようになりました。
また、追い打ちをかけるように2002年、双子の弟であるブライアンが抗うつ薬の飲みすぎによって死んでしまったという
不幸が起こり、2004年5月、最終的にデイヴィットは家の近くの食品雑貨店の近くに車を止め自分の頭をショットガンで撃ち、自殺をしてしまいました。
デイヴィットの自殺が、直接的に、性転換したことと関係かあるかは今ではわかっていませんがこのように、性転換によって、心と体が不一致で悩むことが多くなり、自殺してしまうほど精神的に不安定になってしまう可能性があるということがこの事件から明らかになり
最終的に今では本人の同意なしで
性転換をする手術をすることは禁止というルールが世界中で決められており
親などの両親によって
勝手に性転換させられないようになっています。
こうして、現在では勝手に性別は変えられないようになっているのですが
果たして、生き物が持っているもともとの性別を変えることがいいかどうかは今では、誰にもわかっていません。
でも、今では性別を変えることができる性転換ができる時代へとなっていっているので
もしかしたら、遠い未来には性転換するというのはむしろ普通なことになっていくのかもしれません
感想
一応、その思春期になると人間が持っている性別が
色濃く出ると言われているのですが、性同一障害といったもともとの性別と
心が一致しないといったこともあるので
人によっては、まあ、そういったジェンダーで悩んでしまうことがあったりもします。
まあ、でももともと持っていた性別が果たして
本人に望んでいた性別なのかは分かんないんで
僕は好きにすればいいかなと個人的には思いますね。
皆さんは、もし気軽に男とか女になれる時代がやってきたどうしますか?
僕はそうだな、ちょっとは女になってみたい気もしますが
多分、1日で飽きちゃうんで、すぐに男の人に戻るかなと思いますね。
皆さんは、もし、女性や男性に気軽になれるとしたら、どうしますか?
性転換しますか?それとも、そのままの性別でいますか?
ぜひね。コメント欄に書いていただけるとうれしいかなと思います。
さてさて、今日の動画をこれで終わりたいと思います。
皆さん楽しんでいただけたでしょうか。
これからもね頑張りたいと思います。
ご視聴ありがとうございました。
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