「選択と集中」か、「多角的視点」か。

自分が最近思う事を書きます。

昔から、物事のジャンルを問わず、
「これだ!」と確信したものに全てを注ぎ込んで、それ以外のことは一切捨てる、というクセが僕にはあります。

例えば就活で、第一志望の業界や職種・企業に全てを注ぎ込んで、
それ以外の業界や職種には一切目を向けない、一切興味がないという状況がそれに当たります。

僕の中で大切にしている事で、
「選択と集中」という考え方があって、簡単に説明すると、
「何かに取り組む際、幅広くリソースを割くよりかは、全てのリソースを一点に集中させたほうが、最終的に良い成果を得られるのではないか」という考え方で、
僕はずっとこの考え方をしてきました。
10という手持ちリソースがあったとしたら、
5つの物事にバランス良く2ずつ配分するのではなく、
1つの物事に10のリソース全てを集中させるイメージです。

この「選択と集中」というのは本当に合理的な考え方で、どちらかというと合理主義な自分にはすごく合っていたし、最近世の中でも、「選択と集中」的な考え方が主流になってきつつあります。

「自分の強みや特徴を磨け!」なんてフレーズはまさに「選択と集中」的な考え方ですよね。

ですが最近、ジャンルを問わず、そのように第一志望だけに全てを注ぎ込んで、それ以外のことを全て捨てる、という方法に限界を感じている自分がいて、

もっと、色んなことに目を向けたり、色んなことを体験して、
新しい刺激を自分の中に入れないと、自分自身が停滞してしまうのではないか。
裏を返せば、その様に新しい刺激をどんどん取り込めば、
第一志望だけに絞っていた時よりも、より良い第一志望へのアプローチができるのではないか?ということを最近思っています。

自分がこれまで行ってきた方法が
「選択と集中」ならば、
色んな体験を経て、自分に新しい刺激を取り込むという方法は、
「多角的な考え方」と表す事が出来ます。

最近、就活にしても、人間関係にしても、
他の事にしても、
「一点集中」する自分のやり方に本当に限界を感じている。

そういうスタンスは、良く言えば「一途」なのかもしれないが、悪く言えば「視野が狭い」ということでもあると思う。

もっと多角的な視点から、一つの出来事や、人にアプローチすることを覚えないと、
短絡的で視野が狭い人間として停滞してしまうのではないかと、最近思っています。

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