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ゾーン 相場分析 8

8章では、今までの章で話されたトレーダーの信念をより強調し、もう少し深ぼっている。内容は似たりかよっているので、簡潔にまとめる。  トレードにおいては何事も起こりうる。例外はない、たった一人のトレーダーの行動だけでマーケットが思わぬ方法へと傾いてしまうことはある。 利益を出すために次に何が起こるか知る必要はない。トレードを確立のゲームだと認識した場合、各トレードの結果に正解不正解かは関係なくなる。よって、マーケットの情報をマイナスとして受け取る必要はないし、精神的苦痛を味

    • ゾーン 相場分析 第7章

      この章のキーワードは「優位性」 トレードを確率のゲームとして捉える、、、と筆者はいう。 確率とは、、全体の平均をだした数値のことであるが、それがトレードにも当てはめることができるという 個々のトレードは独立していて、結果はランダムで異なるものである。 しかし、全体的に見ると確率性を持たせることは可能なのである そこで登場するのが優位性。優位性を持てば、価値の割合を増やせる。 ここでいう優位性とは、テクニカル分析などの分析テクニックを指す。 なので、個々のトレードでの結

      • ゾーン 相場心理学 6章

         この章では。マーケットにおいて「何事も起こりえる」という事実を強調している。 しかし、この事実をきちんと理解しているだろうか、、、 理解しているか?というのは、何事も起こりえるということを頭の中にいれておくだけでなく、心から強い信念を持つことである。 その強い信念をもった精神プログラムを構成するのが一番難しいだろう。 作者も、自分の心の鍛錬が必要であると何度も言っている。 さて次はトレーダーにおいて重要な要点についてまとめる。 本文より抜粋 恐怖心なくトレードできる

        • ゾーン 相場心理学 第5章

          これまでの章で何度も述べられたように、最終的な目的は一流のトレーダーの独特な精神状態を身に着けることである。 そして、この章ではこの目的達成の支援のために「マーケットと自分との関係を再定義する方法」を教えてくれるという。 なぜ、再定義する必要性があるのか考えた、多分、本当に自分のものにするには物事の成り立ちや仕組みを根本的に理解する必要があるからだろう。 トレードとは全く関係の内容ない話も出てくるので、なんのこっちゃとなる部分のあるのだが、これが後々繋がってくるのだと思

        ゾーン 相場分析 8

          ゾーン 相場心理学 第4章

          前回の 第3章はこちら 今回の章では、主にトレードに対しての捉え方と、心の底に根付いている【心理】についてまとめてみようと思う。 個人的に、あ〜なるほど、、と思ったのは【恐怖】について。  本書では、あるトレーダーがヘビを恐れていることを例にとっている。  ヘビを死ぬほど恐れていたトレーダーAは、ある日娘と共に友人の家に行ったのだが なんとその友人の子供がヘビを飼っていた。 Aはヘビを見た時、飛び上がって逃げたが、それに反してAの娘はヘビに興味をもった。 そして、A

          ゾーン 相場心理学 第4章

          ゾーン 相場心理学3 

          今回は、ゾーン 相場心理学3章のまとめです 前回の記事はこちら 第2章の後半にもでてきた、責任をとるということについて言及している。 一貫して勝っているトレーダーに共通してることは、トレーダーに適した信念と姿勢を持っていることだ。 これまでの章でも、何度も強調している言葉だ。 心がまえがちゃんとしていれば、恐怖心を取り除いて一貫したトレードを行うことができる。 責任をとる、ということは負けに対しても責任をとるということだ。 著者は成功を阻む2つの要因をあげている

          ゾーン 相場心理学3 

          ゾーン 相場心理学 2

          さて、今回は ゾーン相場心理学 2章についてまとめます。 第1章のまとめはこちら それでは、いきます。 第2章は、人間の深層心理について追求していて、共感する部分が多くあった。 トレードとは関係ないことのように思われがちで、実は関係がある、深層心理について詳しく書かれている。 まず、私たちは生まれながらに【社会的な環境】に身をおくことになる。 【社会的な環境】とは、家族、街、地域、国などのある種のコミュニティ的な集団だ。 そして、これらの環境はそれぞれ 制限や規

          ゾーン 相場心理学 2

          大人になると恋をするのが難しくなる。 それは多分相手に要求することが多くなるからだろう 金銭的なことであったり、結婚相手としてふさわしいか、、などとみてしまうこともある 学生時代のような衝動的な恋、は あまりしなくなるかもしれない わたしは、男の人がいなきゃムリ。。 男の人に抱かれることで自分は女だって認識するの ところで性欲と恋の違いってなあに? 性欲を感じることは恋のスタートだけど、 必ずしも恋ではない 昔はごっちゃにしてたんだけど、、、 なんていうか オ

          ゾーン 「相場心理学入門」

          最近。投資に興味を持ち始めたのをきっかけに投資家のメンタリティについても知りたくなった。 今回紹介する。ゾーンは投資家には人気の本らしい 投資を少しでもやっている人ならばわかると思うが、投資は人間心理も大いに関係する。いざ、相場にいると理性を保てない場面もたくさん出てくるだろう。 全部で11章あるので、章ごとにまとめて書いていこうと思う。 本の内容を読み進める前に、訳者前書きにも少し触れていきたい zoneをあえて訳してみると、明鏡止水の境地となるこれは成功している

          ゾーン 「相場心理学入門」

          百田尚樹「夏の騎士」

          百田尚樹さんの作品、夏の騎士のレビューを書いていきます。 百田尚樹さんの作品の中では珍しい、小学生の青春もの。 12歳の少年たちがメインになっており、子供と大人の狭間といったところか。 3人の少年が、騎士団というものをつくり、お姫様のために戦うというストーリーを考えるのだが、このあたりがなんとも微笑ましい 男というものは、やっぱり闘うということに憧れることが多いんだろうなあ 正直、ストーリー全体としては かなり出来すぎているヒーロー物語っぽい印象を受けて、今まで読ん

          百田尚樹「夏の騎士」

          「道化師」の役割

          「道化師」滑稽なことをして人を笑わせることを職業とする人 またの名をピエロ、中国語で小丑 道化師というとサーカスで活躍しているイメージが多いだろう。 道化師はいつから存在していたのか、 職業として確立し始めたのは古代エジプトまで遡るらしい 当時は貴族などの特権階級に重宝されていたそう。 冗談やジョーク、馬鹿なことをやって人々を笑わせるという娯楽を提供する対価としてお金をもらうのが道化師だ しかし、現代ではメディアやネットの発達により、道化師の役割を果たす人が増えたよう

          「道化師」の役割

          モネ展に行ってきた

          上野森美術館で開催されているモネ展に行ってきた。 印象派の展覧会は確かルノワール展以来。 モネといえば睡蓮の池で有名だが 今回の展覧会で 他の素晴らしい作品を多数見て感銘を受けた 睡蓮の池もそうだが、モネはやはり影を描くのがうまい 特に池や海に建物が半影されている様子。 太陽の光が反射してキラキラしているところなどは、まるで本物を見ているよう。 やっぱり写真ではわかりにくい。 ポストカードも買ったけれど、やっぱり本物をみないと分からないなあ。 本物はまるで生きて

          モネ展に行ってきた

          百田尚樹「モンスター」

          前回に引き続き 百田尚樹さんのモンスターについて書きます。 今回は 簡単なあらすじとともに 私が感じたことを ガチ本音で話してみようと思います。 ※この本には過激な描写が含まれていますので、 苦手な方はご注意ください。 では、あらすじいきますね。 (ネタばれ含んでしまうので見たくない方は飛ばしてください) あらすじ モンスターと呼ばれるほどの 醜い容姿に生まれた主人公和子は 幼少時から周りや親からですら 虐げられて育つ。 そんな和子も思春期に

          百田尚樹「モンスター」

          百田尚樹「モンスター」を紹介する前に

          [モンスター] 著者は百田尚樹さん ※注意 この作品には過激な描写が含まれていますので、 苦手な方はご遠慮ください。 この本を読んだのは 7年ぐらい前だったかな。 人に勧められて買ったんですよね。 衝撃というか、恐怖すら感じる、 ものすごく印象に残った本の一つでした。 そして、20代後半になって 再度この本を手にして読んでみると 7年前とは また違う印象を受けました。 印象というか、 視点とか、解釈の違いかな。 本って 年齢を重ねて 読み返し

          百田尚樹「モンスター」を紹介する前に

          いつまでも女で居たい

          少しずつ自分の気持ちがわかってきた。 最近「結婚」の話題が少しだけ上がった そろそろ結婚とかは考えないの?と。もう、そういう年だよね、と。 本当に結婚願望は昔からなかった。 性格的なものか、環境要因が関係してるのかどちらかはわからない 結婚=幸せではないっと思っているからだろうか 結婚とは、家同士も入ってくる。 恋人ではなく 家族になるのだ。 多分、家族になるということに違和感を感じるのだろう。 好きな人と一緒になりたい、そういう感情はわかる。 でも、結婚とい

          いつまでも女で居たい

          恋愛感情と性欲

          前々から気になっていたテーマについてぶっこんで話そうと思います 性欲は子孫を残すうえで大事な本能 男性の方が子孫をたくさん残すという本能があるので性欲は強めといわれる 「ヤりたい」という衝動的な欲が起こりやすいということ 一方で女性はたくさん子供を産むことは難しい 良い遺伝子を残したいという部分が大きいため 相手の男性が自分を守ってくれるか?を重視するという。 金銭面、性格など。 個人差はありますが。 さて、今回ここで考えたいのは 性欲と恋愛の関係についてである

          恋愛感情と性欲