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ゾーン 相場心理学3 

今回は、ゾーン 相場心理学3章のまとめです

前回の記事はこちら

第2章の後半にもでてきた、責任をとるということについて言及している。

一貫して勝っているトレーダーに共通してることは、トレーダーに適した信念と姿勢を持っていることだ。

これまでの章でも、何度も強調している言葉だ。

心がまえがちゃんとしていれば、恐怖心を取り除いて一貫したトレードを行うことができる。

責任をとる、ということは負けに対しても責任をとるということだ。

著者は成功を阻む2つの要因をあげている。

1、常に機会から自分を締め出し、敵対関係を築いてしまう
2、自分のトレードの問題をマーケット分析で修正できると誤った確信をもつこと

ゾーン 相場心理学 第三章より

それぞれについて解説すると、

1の場合、損失の原因がマーケットにあると思ってしまった場合、失敗したときにマーケットを敵として捉えてしまう。マーケットが自分から、勝利を奪ったと勘違いすると、怒りや無力感などのネガティブな感情が生まれてしまうのである。
しかし、マーケットはあくまでも中立的な立場である。自分から奪うことも与えることはない。

マーケットに期待をせず、自分の責任として受け入れることが大事になってくる。

次に2の場合、トレードでミスをしたとき マーケットの分析をすれば負けを取り戻せると思ってしまうのは間違いだという。

もちろん、マーケットを研究するのは大事だし、勉強し続けることは自信につながる。しかし、マーケットを研究しないで起きた損失と同じくらい、マーケットへの姿勢ができていないことによるミスも同じくらい多いのである。

よって、マーケットが自分に何かを与えてくれるという期待感を捨てて、トレードへの一貫した姿勢を持つことが大事なのである。

それが責任に繋がる。



今回はかなりシンプルにまとめたが、同じような内容が繰り返されている。

何度も繰り返さないと本当に意味で理解ができないからかもしれない




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