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№486 今の状態をシンプルに考えて、次に繋げる「WILL・CAN・MUST」

こんにちは。白石です。

「WILL・CAN・MUST」のフレームワークはリクルートから広まったとされていて、個人の仕事に対する整理や評価に使われています。

四半期や半期ごとに作成したシートを振り返り、そして修正を加えていきます。自分の整理用シートとして活用しても良いですし、上司・部下の1on1に応用することもできます。そのまま評価表として使用するのもありですね。そのぐらいシンプルで的を得てます。

WILL・・・簡単に言えば、「夢」「実現したいこと」みたいなことです。
将来的にこういった風になりたいなど、今の積み重ねの先に浮かぶイメージ像だと思うと分かりやすいかもしれません。

CAN・・・自己PRみたいなことです。「今、できること」もしくは「これまで培ってきたこと」を知識・技術・経験などから整理していきます。現時点での自身のプロフィールを様々な観点から理解していくことで、次のMUSTに繋がります。

MUST・・・世間一般では「やるべきこと」とされますが、もっというと「WILL」を実現させるためにある「CAN」とのギャップみたいなことです。

そのギャップ、いわゆる「差」がMAST=やるべきこととなります。

これからの3ヶ月、もしくは6ヶ月にこれを頑張りましょう。ということが明確になればなるほど、「CAN」が充実して「WILL」に繋がるでしょう。

世間一般の会社で多く使われている「目標管理シート」も、実はこの構造で作成されています。大きく違うのは主体的かどうかという点と構造の順番の2つです。後は名称ぐらいですかね。

まずは、現状把握・分析=「CAN」からスタートすることが多いです。それから目標=「WILL」を設定して、目標を達成するための方策「MAST」を考え、実行していきながら進捗を確認していく流れ。目標や方策は会社から一方的に下りてくることが大半で合意形成が不十分なままになります。

「WILL・CAN・MUST」だと全てを主体的に進めることができます。もちろん、会社の方針を理解した上で作成することが前提にあります。

自分は会社でどういことを実現したいのか?どういう風な姿になりたいのか?を考え、それをコミュニケーションを取りながら共有していくこと。

そして「CAN」を色々な角度から理解すること、自分自身が思っていることと周りが感じていることは、必ずしもイコールではありませんから。

ここでもコミュニケーションが大事ですね。

そして「WILL」と「CAN」の差が、「今、やるべきこと」=「MUST」になります。

行き詰っている人がいたら参考にしてみてください。

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