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№296 様々な形のフィットネス

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days296

我々、フィットネス業界の人間はフィットネス=クラブで運動するみたいな固定概念が強いと思います。もしくは今流行りのオンラインフィットネスやホームフィットネスみたいなもの。

私もそうです。フィットネスといえばマシンで運動したり、スタジオで楽しく汗を流すこと、パーソナルトレーニング受けたり、機能改善のための運動をすること、みたいなイメージが強いです。

フィットネスってなんだろう・・・って考えた時に

肉体的観点、精神的観点、そして健康的観点から望ましいと考えられている状態、またそういう状態でいること、そういう状態でいる/状態になるために行う行為・活動

ということです。

クラブで運動する、パーソナルトレーニングを受けるなども含まれますが、それらだけを指しているのではないですよね。

「ブロギング」というのを聞いたことがありますか?

私もとある記事で知りました。

環境問題への関心が高まる中、2016年にスウェーデンで誕生した新しいフィットネスの形、「プロギング」とは、英語の「ジョギング(jogging)」とスウェーデン語の「ゴミ拾い(plocka upp)」を組み合わせた言葉で、その由来の通り、ゴミを拾いながらジョギングをするということです。


・「健康にも環境にも優しい」が特徴

自身の健康にも、環境にも優しいフィットネスとわれるプロギングだが、具体的にはどのようなメリットを私たちに及ぼしているのだろうか。まず、生活の中に適度な運動を取り入れると、肥満になりにくく、うつ病やがんなどの発症率が、運動をしない人に比べて低いことが分かっている。そのため、しゃがんだり立ったりを繰り返しながらジョギングをするプロギングは、間違いなく身体に良い影響を与えてくれる。そして、プロギングは野生の動物の命を救うことにも繋がる。道端に落ちて放置されたゴミは、最終的にたくさんの生物が暮らす河川や海に行きつく。2020年の環境省の調査によると、海洋プラスチックゴミの8割は陸からの流入で、その全体の量は年間で500万から1300万トンになるとされている。この量の海洋ゴミが海に流れ込むと、海洋生物や鳥が食べ物だと勘違いしてゴミを飲み込んでしまったり、ゴミに引っかかったりして命を落としてしまう可能性がある。※ForbesJapan記事引用

これからの時代、「自分の存在価値」という点が大きく社会に影響を及ぼすと考えています。自分自身のためだけに何かをするのではなく、それが誰かのためにもしくは地球、環境、動物などの自分以外の何かに役立っているという実感が大切になりそうです。

日本は戦後から急スピードで成長を遂げ、豊かになりました。今までは豊かな生活を目指して多くの人々が動いてきましたが、ある一定層にこれが確保された今、次に人を動かす原動力になるものとは・・・

それが「自分の存在価値」という観点です。

日本は豊かになりましたが、一方で精神疾患に悩む人が増えました。コロナ禍でそれは更なるスピードで増しています。

もう、健康のためのフィットネスということだけでなく、「自分の存在価値」という部分でフィットネスというのは非常に重要だということです。

・プロギングフィットネス

ウォーキングやジョギングで身体や心を健康的に

それにゴミを拾うことで環境や動物を守り

それに賛同した仲間と一緒にそれらを行う

そしてタグラインは「足元から世界を変える」です。

素晴らしいMission(ミッション)ですね。




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