№492 賃上げについていけないとどうなるか?
こんにちは。白石です。
この春は多くの大企業で賃上げが行われました。調査では中小企業の約50%も賃上げに前向きとのことです。
こういった状況下だと、賃上げをする企業としない企業の間で人材の流動化が起きることが予想されます。
となると厳しい中小企業はもっと厳しくなります。従業員の帰属意識が高い組織は数年は大丈夫でしょうが、リーダーが舵取りをしっかりして相応の利益を確保して従業員に還元しないと長続きはしないでしょう。
一方で今回賃上げした企業も全てが確固たる想いで実施しているか?どうかは分かりません。
今まで適正に還元していたのか?と聞かれたら詰まる企業もあると思います。
どれもこれもリーダーの思考、考え方が大事になってきます。
実際のお金は大事ですが、お金より大事なことがあります。お金に繋がる信用です。
お金を出しても信用がなければ長期的な持続は難しいでしょう。
欧米ではここ半年でレイオフ=リストラが大規模で行われています。先を見据えた施策でしょう。
デフレが30年続いた日本ですが、世界情勢も絡み大きく変化、変動しています。また、AI技術の進化スピードも大きく関係しています。
賃上げがクローズアップされていますが、
激動の時代に問われるのは「人」としての価値だと思います。この追求が何事も前向きに進めてくれると思います。
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