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選択肢と選択権

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days142

先日、何事も選択権は自分自身にあるという記事を書きました。

今日はそれに関連した内容を。
選択権は自分自身にあるといっても選択肢がたくさんあると人間は迷います。

多くの人は知っているかもしれませんが、ジャムの法則というのがあります。

コロンビア大学ビジネススクール教授のシーナ・アイエンガーさんによる実験です。スーパーで、ジャムの試食コーナーを設けました。「6種類のジャムを用意した場合」と「24種類のジャムを用意した場合」、どちらが売れたのかというもの。結果としては、「24種類のジャムを用意した場合」のほうが、より多くの集客はできました。ただし、ジャムを購入したのは、試食に来た人のうち「3%」。一方、「6種類のジャムを用意した場合」は「30%」でした。購入率は10倍です。なぜ、このような結果になったのでしょうか。選択肢が多いと、人は選べないのです。これは、『ジャムの法則』といわれています。引用:Life hacker

これは人生においても似ているのではないでしょうか?情報が民主化され、様々な生き方や考え方に触れれるようになりました。と同時にそれは人生の選択肢になることもあります。

選択肢があるということは選択権があるということで、それには選択して良かった!もしくは後悔した!という感情が生まれますし、何も選択しなかった場合も同じです。

心理学者のバリー・シュワルツさんは、「選択肢の多さが、逆に幸福度を下げている」といいます。理由は以下の3つ。
選択肢が多くて、「選択できない」もしくは「選択を先延ばしにしてしまう」など、自分自身への無力感が生まれてしまう。選択できたとしても、「その選択が本当に正しかったのか」と疑念をもったり、「あっちを選んだほうが良かったかも」と後悔したりしてしまう。そもそも選択肢が多いと、「自分にピッタリのものがあるのでは」と期待値が上がってしまうので、満足することが難しくなってしまう。引用:Life hacker

確かに生まれてきて、家業が決まっていてその他の情報がなければ選択肢は極めて少ないでしょう。今のような情報インフラがない時代は選択肢が少なく迷う必要もなかったのかもしれません。

最近、何をしても満足感が湧かないという人が増えているのもそのせいかもしれません。
給料も良く、生活もそれなりに良く、家族もいてみたいな人にも多いようです。
そういう方は情報という選択肢に溺れているのかもしれません。

日本が抱える自殺者問題にも何らかの関係があるでしょうし、先進国で幸福度が著しく低いのにも。

ではどうしたら良いのかはこれから探していきます!

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