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№470 リーダーシップを理解していく④

こんにちは。白石です。

既存組織でリーダーシップを発揮することは難しいかもしれません。なぜなら、リーダーシップとは「個」に起因していて、組織から始まることはないからです。

「組織内でリーダーシップを発揮できる人材がいない」という言葉はおかしくて、リーダーシップとマネジメントが混同している。

・リード、ザ、セルフ

個人が何かに対してスタートラインをきり、その進むプロセス(過程)でフォロワーが増えていく。そのフォロワーの集団を組織と言います。

そうなると、リード、ザ、ピープルの段階です。ですが、ここでもフォロワーがリーダーについていくみたいなことではなくて、「個」がお互いに支援し合うイメージです。

あくまでリーダーシップは「個」なのです。集団の中で誰かが発揮するものではありません。誰にでもスタートラインをきることができ、それにフォロワーが表れる・・・それは正しくリーダーシップです。

その後、社会に影響を及ぼすようなところまでいけば何よりですが、全員がそうなるわけではありません。そのレベルは皆さんが想像するリーダー達です。(リード、ザ、ソサエティの領域)

リード、ザ、セルフ   → 自らをリードする
リード、ザ、ピープル  → 人々をリードする
リード、ザ、ソサエティ → 社会をリードする

・自分の夢がみんなの夢になる、みんなの夢が自分の夢になる

こんな状態ですね。こう考えると誰にもリーダーシップは発揮できるし、生まれ持った天性ではなく、人生観と理解すればよいかもしれません。

キング牧師:アイ、ハブ、ア、ドリーム(私には夢がある)
私には夢がある。いつの日かジョージアの赤土の丘の上で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷主の子孫が兄弟愛のテーブルに仲良く座ることができるようになるという夢が。
私には夢がある。今、不正義と抑圧の炎熱に焼かれているミシシッピー州でさえ、自由と正義のオアシスに生まれ変わるだろうという夢が。
私には夢がある。今は小さな私の四人の子供たちが、いつの日か肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住めるようになるという夢が。
私には夢がある。悪意ある人種差別主義者や「介入」とか「無効化」という言葉で唇をぬらしている州知事がいるアラバマ州でさえいつの日か、幼い黒人の少年少女が、幼い白人の少年少女と手に手をとって姉妹兄妹となることができるという夢が。
私には今日、夢がる。これが我々の希望なのだ。これを信じて私は南部に帰っていく。これを信じれば、我々は絶望の山から希望の石を切り出すことができる。そしてもし、アメリカが偉大な国家になるべきであるのなら、このことが実現しなければならない。

M・Lキング牧師 説教・講演集



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