見出し画像

№468 リーダーシップを理解していく②

こんにちは。白石です。

今日はリーダーシップとマネジメントの違いについてです。

結論から書くと、マネジメントは複雑性に対処し、組織の安定性と持続性を維持するために機能するものです。「見えるもの」に対して、階層と権限をうまく使って管理コントロールしていくイメージです。

リーダーシップは創造と変革を扱います。「見えないもの」を見て、その実現に向けて人々の価値観や感情に訴え、共感を得て自発的な共働を促します。創造と変革には、事前の不確実性と事後の常識性という共通点があり、この非連続をリーダーは飛び越えると著書では表現しています。

リーダーシップが良くてマネジメントを否定しているわけではありません。

組織では、リーダーシップとマネジメントを混同している場合が多々あります。

例えば、社長=リーダーなのか?と言えば必ずしもそうでないはないということです。日本社会では、組織の階層をマネジメントで登っていった結果、社長に行き着いたという人が多いのではないでしょうか?

そういった人達は、「見えないもの」を見てというよりかは「見えるもの」を中心に成果を出していったのです。

この場合はリーダーではなく、マネジメントのプロと言った方がしっくりきます。

ですが、そうは言ってもリーダーシップとマネジメントは密接に絡んでいると思います。

昨今は環境の変化が激しく、創造と変革の時代を迎えているからこそリーダーシップが特に求められているのかもしれません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?