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映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー GotGvol.3」をユニコーンの大迷惑にのせて映画感想文

やあやあ
今回はタイトルで大風呂敷を広げてみたけど、どう?

最近、パスタ巻いてる?

というわけで、MCUの人気シリーズGotGについてやけど

最初にはっきりと言うと、個人的に今作が最高傑作なわけがないと思うよ
これはおそらく根本的な考え方の違いやとは思うけど
MCUはサノス以降、エンドゲーム以降、完全に締めの作業に入ってるわけですよ
確かに締めが美しい映画は最も素晴らしいかもしれんけど
締めの映画が素晴らしいということではない
単純に言えば、広げていく方が楽しいに決まってるし
だから傑作であるとはいえるけど、手放しで最高!とは僕は言えませんな

締めはある程度の痛みを伴う作業で、そこを綺麗に消化できないなら
それはもう裏でやっておいていただきたいって話なのよ
もちろんこれが贅沢なのはわかってるけど
ロドリゴ

うん、前口上が長くなったけど
とりあえずやっていこ
GotGらしく素晴らしい音楽にのせて

それでは、ユニコーンで「大迷惑」


街のはずれノーウェアで シュヴィドゥヴァー さりげなく
夢にまで見た マイホーム本拠地 青い空重要なキーワード
エプロン姿のおねだりワイフ ひなたぼっこはバルコニー
Hey It's a beautiful day

ユニコーン/大迷惑

ここまでで、この映画の8割を描き切っていると言っても過言ではないよな
つまるところ、サノス以降のガーディアンズの現状
ガーディアンズとしては、ノーウェアに本拠地を構えて、銀河の守護者としての働きながら、はみ出し者たちと仲良くやっていけている
ただ、在りし日のガモーラは戻ってこないことが、クイルの悩みであると。。

突然 忍び寄る 怪しい係長アダム・ウォーロック
悪魔のプレゼント 無理やり 3年2か月の 過酷な治療のできない一人旅

ユニコーン/大迷惑

起承転結でいう、起の部分になるわな
今回の映画の軸となるロケットの治療への旅へ

””この悲しみをどうすりゃいいの 誰が僕を救ってくれるの
僕がロミオ 君がジュリエット こいつは正に「大迷惑」
君をこの手で抱きしめたいの 君の寝顔を見つめてたいの
街の灯り潤んで揺れる 涙涙あなたの物語””

ユニコーン/大迷惑

サビが完全にシンクロしてきてる
「この悲しみをどうすりゃいいの」
クイルで言えばガモーラの喪失
ロケットで言えば原体験の友達の喪失
こいつはまさに「大迷惑」やと
そして、つながる あなたの物語

キミが変わっても やっぱり するこた惹かれるのは同じ
ボインの誘惑に 出来心 3年2カ月のいわゆる一人旅

ユニコーン/大迷惑

歌の方では浮気についてのことやとは思うけど
ここでは、ガモーラへの執着と捉えれるわな

つまるところ、締め作業で大切なのは悲哀であり
クイルとロケットの悲しい過去との決別でもある
映画の終盤でもちろんロケットは回復するわけやけど
いつもの大暴れ+動物たちを助け出す
ガーディアンズらしい慈愛のある解決方法ではあった

小ボケは常にしまくってたけど
個人的に好きなのはウリの流れかな
ある意味であれが、ガーディアンズの本質であり
いい奴ではあるけども根本的には宇宙のはみ出し者で
結局はいい面も悪い面もあるよねーって感じ

「そのままの姿を愛する」っていうのがGotGシリーズ通しての共通命題であり今作でも最後はみんながあるがまま、本来したいことやりたいことを尊重する結末になってるし

もちろんこれら以上に本作品はみどころてんこ盛りやし
小ネタ、小ボケも含めて
いい作品になってる、音楽、世界観、美術、映像美然り

てな具合で締めます。

帰りたい 帰りたい 君は誰 ぼくはどこ
あれは何 何はアレ お金なんかはちょっとでいいのだ大切なのはファミリー

ユニコーン/大迷惑


#ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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