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発達障害グレーゾーンの長男について①〜誕生から一歳4カ月

リエゾンというドラマが凸凹っ子母の間で話題になっている。
我が家には諸般の事情によりテレビが無い上に、私は連続ドラマというのがどうも苦手で、その理由というのは「次回が待てないから」というものだ(笑)
だからDVDが出たら一気に大人見するつもりだ。

さて、前置きはこのくらいで本題に行こう。
プロフィールにもチラッと書いたが私は凸凹っ子母でもある。現在小1の息子はいわゆる診断は無いが、色々厄介な特性が少しずつ入り混じっているグレーゾーンと呼ばれる状態である。
あるあるだけど、我が子の発達障害疑惑をきっかけに、自分の特性にもアレやこれや気づいた。受診はしていないし、現在は主婦の傍らライターや内職、ボランティア程度で、仕事らしい仕事はしていないので、特性による不便さはそれほど感じていない。だから障害とは呼べないと思う。が、30年前にもし、今のように発達障害に対する認識があり、学校生活で困りごとを抱えている時期に受診したらなんらかの診断がついたかも知れないとは思う。

語りたいことは山ほどあるが、今日はひとまず息子の誕生から彼の発達に違和感を感じはじめた頃について語りたい。

はじめに少しだけお願いです。
息子に関する話は、いわゆる症状的なことに関しては、似たような状況の方がお読みくださる可能性もあるので出来る限り事実を語りたいとは思いますが、場所や個人が特定される部分には多少のフェイクは入れさせていただくことをあらかじめご承知おきください。
それと、本件はあくまで息子の場合であり、その親である私の関わり方だったりであって、似たような成長をした子がこうなるとか、こうしたら良かった、これは悪かったとか、そういう誰かに何かを勧めたり、あるいは警告したりするような趣旨ではないので、そこもあわせてご理解ください。
あくまで、うちはこうだった、というだけの記録として「へー」とか「ふーん」程度に読んでいただきたいです。

息子は自然分娩で、4000g近い体重、代謝やら聴覚やらのオプションで受けられる検査も全て受けたが特段問題はなし、いわゆる超がつくくらいの「健康」で生まれた。
産後数日は混合だったが、まもなく母乳のみですくすく育った。
寝る時はよく寝るし、母乳も良く飲む。
1カ月になれば、笑うようになり、2カ月で首が座り、5カ月にはハイハイをし、一歳には歩いた。
一歳半くらいまでは全く、全く、全く問題なく、母子手帳の通りに見事に鮮やかに成長した。
問題ないどころか、、、自分の子にいうのも何だけど、容姿が極めて端麗で道端でよく声かけられたり、写真館で写真を撮れば決まって店頭に飾らせて欲しいと頼まれた。表参道を歩いててモデルのスカウトをされたことも、あったっけ。
10カ月くらいから言葉を話せたり、1歳0ヶ月には2語文が話せたり、英語の歌が歌えたり、手遊びなどの模倣もすごく上手だった。一歳2カ月で日本地図パズルを1人で組み立てられたり、、、
「おや!我が子はひょっとしたら天才児ではなかろうか?がははは!こりゃ天晴れだ!」とすら思っていた。
今から思うと、コレはあくまで能力の偏りの凸部分に過ぎず、、この数ヶ月後に凹に気づき、翻弄の日々になるのだが、、、

さて、少しずつ雲行きが怪しくなってきたのは、1歳4カ月頃。
近所の幼稚園のプレに行った時のことだった。
約45分、先生のピアノと歌に合わせて手遊びしたり、紙を丸めたり千切ったり殴り書きをしたりの製作をしたりして、親子で参加するプログラムである。
他の子はちゃんとお母さんの膝に収まっているのに、うちの子だけあちこち探索したり、捕まえると泣いて怒ったり、、、とにかく全く参加できてなかった。この日の育児記録には、、
「今日ははじめてのプレ幼稚園。みんなすごく落ち着いていてビックリ!!一方○○(息子)は元気過ぎてジッとしていられず(笑)少しずつ慣れようね」
と書いていた。まだ(笑)を入れられるくらい、心の余裕がこの時はあったようだ、、、

長くなってきたので、次回は違和感から、嵐が始まったあたりを書いていこうと思う。

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