勉強ってなんのためにしているのか
みんな揃って教室で同じ方を向いて
同じ内容を学ぶ意味があるのか
今学んでいるソレは、何になるのか。
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\導入(民主主義について)/
今回のフランクフルト学派については、世界史を学ぶとより感情を動かされる学びになります。ですが、生徒にはそこまで求めると頭がパンクしてしまうかもしれません。
日本に住む我々はどこか民主主義がいいものであると植え付けられています。否定する訳ではないですが、民主主義とは最悪の事態を引き起こさないベターな制度に過ぎない気がします。ここで注目したいのは、教育はその思い込みを生んでいいのかという点です。
\展開(ドイツの時代背景)/
独裁がいいものとは言いません。しかし、かつては人々が望んだ結果独裁が生まれたケースもあります。フランクフルト学派とはそのような時代に出てきた人たちです。
\展開(フロム・アドルノ・ホルクハイマー)/
3つの考え方を紹介します。メインは自分たちで考えるディベートにあるので、今回は情報を与える回となります。
フロムが言ったように、神の時代から科学の時代へ移ったことで精神的変化があったとも言えますが、アドルノ・ホルクハイマーは仕組みに着目します。
\展開(ハーバーマス)/
アドルノ・ホルクハイマーのように考えるならば、教育は逆効果です。理性をうまく使い、正解を与えるからついてこい!と独裁が生まれます。
教育がいかに大事かということなのです。
\展開(ディベート)/
ディベートに入っていきます。政治の話から始まり、教育に内容は移り変わりました。ディベートのテーマは教育ですが、政治まで繋がっているんだという意識を植え付けることができれば理想です。
ディベートなので2つのチームに分かれて主張を展開してもらう形になります。今回用意したのは「正解を与えるか」「正解を考えるか」の2つ。今回の授業では、主張を展開する素材探しの時間。次回がディベートという流れが理想でしょう。
ディベートの流れについては、以下のサイトを参考ください。
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購入して、あとは授業で使うだけ。ぜひ楽しい倫理を展開してください!