ゆとり

都立高校→一浪→慶應大学総合政策→東京大学大学院教育学研究科修了。 2019年半期ヘル…

ゆとり

都立高校→一浪→慶應大学総合政策→東京大学大学院教育学研究科修了。 2019年半期ヘルシンキ大学に留学していました。 2022年度からは臨時採用で常勤です。

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今更、自己紹介

自己紹介をします。 そういえば自己紹介をしていなかったので自己紹介から始めたいと思います。どうもゆとりです。本名でやるにはどうにも踏ん切りがつかないのでもちろんペンネームです。必要だと思えば本名は出してもいいんですけど、まだその時じゃないかなって。 生い立ちについてはさっくり。 練馬区生まれ練馬区育ち。 小学校から高校までは練馬区内の公立の学校で育ちました。 なので生粋の練馬区生まれ育ちです。小学生の時はずっとカード(遊戯王デュエルマスターズ)とゲームをやり続けていましたが

    • 友達にさよならを言う

      久しぶりに友達に会った。 大学時代に恐らく1番会っていた友人だった。 実家からは2時間かかる大学では珍しく、お互いの実家が近かったからよく飲みに行ったし、長い時間をかけてよく家まで帰ったりもした。なによりもバンドを一緒にやっていたから練習とかお互いの好きな音楽の話をしたりしていたと思う。大学で初めて彼女ができたりした時も、同じ誕生日で20歳を祝い会ったことも懐かしい。あれからもう8年も経ったのか…。 疎遠になっていった原因は自分にあると思う。大学生の時のバンドも四年生の

      • 教師のバトンと炎上聖火リレー

        皆さんはオリンピックの方見られているでしょうか。すごいですよね、炎上に次ぐ炎上リレー。聖火リレーってそういう意味だったんかい。って突っ込みたくなるくらいツッコミどころしかない感じ。いざ始まったオリンピックの感じをみると確かに金メダルとかとって盛り上がっている感じはするけど、なんとなく喜べない、そんな感じになっております。 今回書きたいのはオリンピックを見ていて「あ、多分日本ダメだこれ」っていう気持ちがたくさんになって、それが日本の教育の現場だとどうなん?っていう話を頑張って

        • 復活というか、気が向いたというか。

          今年の頭に文章を書いてから一切文章を書いてこなかった、 のは特に大きな理由があったわけでもなく、気が向かなかったから、書きたいことも特になかったから。だが半年も経つと徐々に思うことや、考えたこととか、思いついたこととか、色んなことを書きたいと思うようにもなる。飽きやすい性格だから気が向いた時に、気が向いたことを書くのが自分に向いているのだから、そんな感じでまた気ままに文章を書こうと思った。 仕事は相変わらず某私立中高一貫校で非常勤講師として働いている。居心地がいいとは思っ

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          ひどい年末年始と今年の抱負

          散々な年末年始だった。 というのも大晦日12月31日頃から発熱があり、その日はピークで38.8。ただし症状としては身体のだるさと痛み、喉の痛さ(唾飲むと痛い)、頭痛とまではいかないまでも頭がなんだか重い。こんな状況だからコロナじゃないかっていうことが頭の中をぐるぐる巡って。こんな年にもなって実家暮らしだから自室に隔離されてトイレに行くとき以外はずっと部屋の中にこもっていた。 年が明けて1日以降は徐々に熱が下がっていって、2日か3日くらいにはもう元気になっていた。部屋からず

          ひどい年末年始と今年の抱負

          RQ:教師の過労とかブラック部活動はなぜ解決されてこなかったのか?

          ど年末。先週の月曜から冬休みに突入した自分といえば酒をのみ昼に起きて好きなことをして寝るという理想の生活を手に入れていた。こんな27歳でいいのだろうかと思いつつ、そういう環境を手に入れるだけの努力をしてきたのだと思い込むことにしていた。とはいえ年始の冬休み明け以降は普通に働くのは今は頭の片隅に追いやっている。 真面目な話をすると、ここ最近の自分の中で一番暑い教育関連のトピックは教師の労働問題である。上5行とのギャップで耳がキーーンってなりそう。博士課程の研究計画書をかく段階

          RQ:教師の過労とかブラック部活動はなぜ解決されてこなかったのか?

          青春病と一周年

          noteを開いたらこのブログを始めてから一年が経ったことを知らされた。思えば去年の留学中に、暇で暇で文章を綴ることで思いを発散する場所を求めてたどり着いたのがここだったわけで。帰国してからも細々と更新を続けてきたいわば感情の掃き溜め。と言わんばかりに赤裸々に、でも大事なところはオブラートに包んで晒しあげない程度には継続してきた。たった一年で人生が劇的に変わることなんてないんだけど、時々見返してみてこの時こんなこと考えていたんだなぁとか振り返ってみるのはなんだか楽しいのは事実で

          青春病と一周年

          進学校だけが良い学校ですか?

          ここ数日学校における「競争」についてずーっと考えている。それは自分がいる学校が「過度な」競争に晒されていると感じていることに起因する。やはりというか、「朱に交われば赤くなる」じゃないけど、「あれ、これでいいんだっけ?」って思わなくなってしまう、感覚が麻痺しないようにこうして書き続けることを選んだ。前提として「競争」そのものを否定したいわけじゃなくって、あくまでも「行き過ぎた」競争がどうなのっていう予防線は張らせていただきます。行き過ぎた競争で育った人間がどうなるのかっていう顛

          進学校だけが良い学校ですか?

          「テスト」について考える

          テストが多い。学校で働いてから感じていることだ。自分が学生の時の経験はあまり覚えていないが、明らかにテストの数が多い気がする。1週間に一度は何かしらのテストがあるわけで、その結果に一喜一憂している様子をよく見る。授業中によく聞かれるキーワードは 「そこテストに出るんですか?」 である。この質問をされるたびに「テストに出なかったらやらないの?」と尋ねると黙るのだが、もはやテストが彼らの行動理念になっていることは間違いないようであった。 私が担当しているのは中一と高三で、い

          「テスト」について考える

          競争原理を超えて

          自分が文章を書く時はだいたい寝られない時か、よほど書きたいことが頭にある時で、今回は前者と後者のミックス。最近書いていなかったのは疲れてすぐに寝られていたからだと思うんですけど、夏休みが明けて3週間目にさしあたって色々思うことも増えてきた。あとタイトルをいつもなら最後につけるけど今回はタイトル先行で話を書いています。 タイトルの「競争原理を超えて」は日本の数学者、教育学者の遠山啓という人が書いた本で、結構古い本なんですが、現代にも通ずるところがある本だなと思って大学院時代読

          競争原理を超えて

          拝啓いつかの8月31日の君へ。

           日付変わって8月31日。8月31日は祝日ではないけれど、日本人にとっては意味するところがある。夏休みの終焉。日曜日の強化版。月曜日が辛いことの何十倍も夏休み明けの二学期を苦しまなければならない。自分のように徐々に学校行きたくなってた人間は例外で、大抵は辟易する量の宿題とか、凍結していた人間関係の煩わしさに向き合わなければならなくなる。その煩わしさが精神に作用して体を鉛のように重くする。  どうやら日本では9月1日は自殺者が多いらしい。前述したように9月1日から始まる学校が

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          自分の修士論文について振り返ってみるpart1

          今年の一月に修士論文を提出してからはや7ヶ月が過ぎようとしている。執筆が完了して以来修論は頭の片隅に追いやっていた。というのも全部で136ページくらいある修論を読み返す気にもならず、また当時1ヶ月くらい超集中して書き上げた修論のやっつけ部分とか、読み返すとあれ?ってなる部分に目をやりたくなくって放って置いたのだが、これだけ暇が続いたことによって少しだけ、少しずつ目を向けてもいいかなと思えた。きっかけとしては先日、大学の先輩に会った際に修士論文を読みたいと言われて渡した時に、ふ

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          夏休みにまつわるエトセトラ

          あ〜〜〜夏休み。 まさかこの歳になっても夏休みがあるとは思っていなかった。夏休みであっても賃金は発生するから何もしていない。一人で生きていくには十分な額もらえる。ただ、この間税金関連支払っていたら生きていくのにこんなにお金がかかるのかと思った。Creepy Nutsの「紙様」という曲が頭をよぎる。それはまぁいい。 夏休みって楽しいイメージある気がするけど、自分の場合「特別」楽しいものの印象があまりない。それは恐らく自分は学校が、日常が好きだからだと思う。いつもの楽しいの延

          夏休みにまつわるエトセトラ

          最近のこと、「梨泰院クラス」

          時間を持て余す。世間では四連休、その最終日が今日な訳だけど、こちとら夏休みに突入しているので、あと正味四週間くらいは休みな訳で。働いてみて、働いているからこその休みのありがたさを思い知った訳だけど、早くもそのありがたみが麻痺し始めている。とはいえ世間もこんな感じだから積極的にどこかに行くというよりは、天気の悪さも手伝って、家で過ごす時間が多くなる訳です。どちらかと言えば引きこもり体質な自分からすると、そこまで家から出なくても趣味の楽器弾いたりとか、バラエティ、ドラマをみたりと

          最近のこと、「梨泰院クラス」

          救世主症候群、あるいはメシア願望

          前回の話の続き?でもないんだけど、その飲み会で思ったことをもう一つ。そういった意味では非常に実りの多い飲み会だった。 自分でいうのもあれだが、大学のゼミの中ではそこそこに期待をかけられていた方だったと思う。それはゼミの先生をはじめとして諸先輩、同期、後輩、あるいは在学期間が被らない先輩後輩までと非常に幅広い層と交流を持たせていただき、そのご縁は今に到るまで続いている。本当にこのゼミに入ったことが自分の中で大学に入った意味と言っても過言ではないくらい公私ともにお世話になってい

          救世主症候群、あるいはメシア願望

          心が壊れたら

          昨日、大学時代のゼミの先輩、同期、後輩たちと久々に会う機会があって、こんな世の中なので大規模とまではいかないものの、卒業ぶりとかに会うレベルの人もいたのでなんだか楽しかった。二十代も半ばにさしかかって、話す内容は仕事のこととか、色恋沙汰、といってももう誰々が結婚するとかそういう話で、結婚しないまでも真剣に将来を見据え始めているようなそんな人も増えてきたように感じる。そこから考えればまだ自分はひよっこで、目先の毎日を過ごすので精一杯、というかまだもう少しだけ遊ばせて欲しいという

          心が壊れたら