カンボジア日記第165号(少年指導10ヶ条)
សួស្តី!
今読んでいる本から自分がハッとさせられる文があったので、ここに記させてください。
デンマークサッカー協会が提示した少年指導の10ヶ条です。
①子どもたちはあなたのモノではない。
②子どもたちはサッカーに夢中だ。
③子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
④子どもたちから求められることはあってもあなたからもとめてはいけない。
⑤あなたの欲望を子どもたちを介して満たしてはならない。
⑥アドバイスはしてもあなたの考えを押し付けてはいけない。
⑦子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂まで踏み込んではいけない。
⑧コーチは子どもの心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない。
⑨コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。
⑩コーチは子どもを教え導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ。
どの言葉も深く考えさせられました。
自分も熱心に指導しているつもりが、子どもたちへの押し付けになってしまっているのではないか、子どもたちのサッカーを知らず知らずのうちに奪っているのではないかと思い改めることができました。
カンボジアの指導現場では上位下達の風習が強いので自分も意識していかないとその風習に染まっていく可能性があります。
この言葉で指導者として忘れてはならないことを見つめ直せるようにしていきます。
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