【商売の基本】起業塾で成果を出せなかったあなたへ
「100万円以上学びに投資しているのに、成果が出ていない」
と悩んでいる方って多いですよね。
というか、かくいう僕自身がそうでした。
「ビジネス迷子」状態になっていた過去の自分を救いたい!という気持ちで、この記事を書きます。
もし、あなたが今、当時の僕と同じように「起業塾迷子」「セミナー迷子」「コンサル迷子」のような状態でしたら、きっとお役に立てるはずです。
前回の記事では、「そもそもビジネスとは何か?」という基本の基本部分をお伝えしました。
まだご覧になっていなければ、こちらからどうぞ。
まず、前回の振り返りからいきますね。
「ビジネス」とは、=「商売」である。というお話しました。
今回は、あなたが今すぐビジネス迷子(稼げていない状態)を卒業して「なんちゃって起業家」、「なんちゃってプロ」を卒業するための具体的な方法をご紹介していきます。
【基本】商売のやり方
「ビジネス=商売」
「商売」とは、「商品を売る」をすることです。
「商売」をするためには、次の2つだけを用意すればOKなんですよね。
「商品」を用意する
「売る手段」を用意する
ビジネス迷子状態で悩んでいる多くの方は、上記2つのうちのどちらかがないか、どちらもないか、の状態になっています。
例えば、「家の中にある「不用品」を「メルカリ」で売ったら、◯円稼げた。」という状態は、
「商品」を用意する→家の中に合った不用品
「売る手段」を用意する→メルカリ
という状態です。
これだけのシンプルな手順で、「商売」は成り立ちます。
やれマーケティングだの、やれブランディングだの、やれセールストークだの、そういうことは大切なんですが、理解していなくても商売はできます。
ビジネス迷子状態で悩んでいる人の多くは、初心者なのに「取り扱いが難しい商品」を選んでいるケースがほとんど。
例えば、よくビジネスのご相談をいただく商品例としては以下のようなものがあります。
カウンセリング
コーチング
コンサルティング
ヒーリング
セラピー
上記は、いわゆる「無形商品」というものです。
これらの商品があなたの「やりたいこと」の場合、取り扱い方が難しいので、現在の自分のビジネスレベルに合わせて「商品」か「売り方」を簡単にすることで解決できます。
例えば、「売り方」を「オンライン(WEB)」から→「オフライン(リアルの場)」に変えるなどです。
「商売」は、机上で学ぶものではなく、現場で経験しながら体得していくもの。
なので、「商売(商品を売る)」という経験値を重ねることでしか、レベルアップ(ステージアップ)できないんですよね。
コーチ・コンサル・カウンセリングなどのビジネスを教えている方の発信を拝見していると、「広告で集客しましょう!」みたいな指導をしている方をよく見かけますが、あれって、ビジネス初心者からすると結構ハードルが高いんですよね。
ビジネス初心者の方は、まず「商売」の経験値を積んで「ビジネス体力」をつけることからはじめる必要があると僕は考えています。
いきなり、0→100万円を狙って空振りを続けるよりも、まずは確実な1000円・10000円を受け取る経験をすることで経験値を稼ぎ、着実にステップアップしていく方が、地に足をつけた状態で「稼げる私」になっていくことができます。
「ビジネス戦闘力」というのは、数値化されるものではないので、コーチ・コンサルなど、伴走サポートをする人(いわゆるメンター)の見極め力(実力)が重要になってきます。
少し話はそれますが、もしあなたが「ビジネス」について誰かにサポートを依頼したいと思っているのなら、そのコーチやコンサルタントが、「お客様を稼がせられているか?」というポイントよりも、「お客様を変容させられているか?」というポイントを見て判断することをオススメします。
「稼いだ額」は、お客さんの元々のポテンシャルに大きな影響を受け、変動するものです。コーチやコンサルタントの実力じゃないことがあります。どうか、騙されないで。
大切なのは、お客さんがちゃんと「幸せ」になっているかどうか?です。つまり「満足度」の部分。人は、変化量が大きいほど「満足」を感じます。「価値」とは「=変化量」のことだからです。
ちょっと話が逸れたので、戻しますね。
「商売」をするには、まず何はともあれ「商品」を用意する必要があります。
では、あなたの「やりたいこと(職業)」でいう「商品」とはなんでしょうか?
もし、あなたが「八百屋さん」をやりたいなら?
商品は「野菜」ですよね?
もし、あなたが「魚屋さん」をやりたいなら?
商品は「魚介類」ですよね?
では、もしあなたが「セラピスト」をやりたいなら?
商品は「癒し」です。
ちなみに、扱う商品の内容が、そのままあなたの「肩書き」になります。
・「野菜」という商品を扱うなら「八百屋さん」
・「魚介類」という商品を扱うなら「魚屋さん」
・「癒し」という商品を扱うなら「セラピスト」
このとき、変に個性を出して、差別化を図ろうとしなくても大丈夫です。
まずは、シンプルにあなたの扱いたい商品に合った「肩書き」を考えてみてください。
すると、「やるべきこと」がシンプルにスッキリした形で見えるようになってきます。
なぜなら、ちょっとスピっぽい言い方になりますが、「やるべきこと」とは「使命」だからです。「使命」とは「指名」されること。
あなたの「肩書き」が決まると、お役目が決まるので「指名」されるようになり、「やるべきこと(命をどう使うか)」がわかるようになります。
さて、あなたがやりたい商売をするために必要な「商品」とはなんでしょうか?
次回の記事では、その「商品」を扱うためのコツをご紹介していきますね。
▼続きの記事はこちら
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