自分のチカラで「稼ぐ」に挑戦中のあなたへ。初めに知っておきたい「ビジネス」の基本
昨日、僕がパーソナルビジネスコーチとして伴走させていただいているクライアント様方とお話していたときのこと、
「そもそもビジネスってなんでしょう?」
という話題になりました。
皆さんから出てきたのは、
人を幸せにすること?
誰かの問題解決をすること?
感謝される活動をすること?
などなど。
全部間違ってはいないんだけれど、もっとシンプルに考えることで、ビジネスは作りやすくなるんですよね。
というわけで、今回の記事では、「ビジネスとは?」という基本部分をご紹介していきます。
僕自身、副業から「自分のチカラで稼ぐ」に挑戦したんだけれど、この話を最初から知っておけば、もっと楽に仕事を作れていたんじゃないか?と思っているので、そんな過去の自分へメッセージを伝えるつもりで書いていきます。
そもそも「ビジネス」とは何か?
結論からお伝えすると、「ビジネス」とは、「商売」のことです。
「そりゃそうだよ」と思いましたか?でも、ここが正しく理解できていない方は、たくさんいらっしゃいます。
ちなみに、上記でご紹介した
人を幸せにすること?
誰かの問題解決をすること?
感謝される活動をすること?
これらは、一見すると「ビジネス」の話のように聞こえますが、「商品」の話と重なっているので、クリティカルな回答ではないんですよね。
ビジネスとは=「商売」のこと。
つまり、「商品を売る」ことです。
なので、商品を売っていない活動は、商売ではない(ビジネスではない)ということになります。
もし、今のあなたが資格や知識を得たばかりの状態で「プロ」を名乗る準備が整っているのだとしても、「商品を売る」という活動ができていないなら、それはまだ「商売をしている」とはいえないので、残念ながらプロではありません。
僕の失敗談をご紹介します。
僕は、20代の頃からずっと「プロのミュージシャン」という”自覚”を持って活動してきました。
でも、全然お金を得ることができませんでした。
本業をやりながら(当時は介護の仕事をしていました)、多いときには、有給を消化して、月に15本以上のライブを行い、精力的に活動していました。
でも、ほとんどお金になりませんでした。それどころか、貯金がどんどん減っていき、生活が苦しくなっていく始末。
その原因は、出演料のもらえないライブにばかり出演していたからです。
当時は、歌える機会があるだけでありがたくて、どんなライブにでも誘われれば、全部参加していました。
こんな話をすれば「そりゃそうだろ」と思われるかと思います。
でも、当の本人はライブの本数をこなすことで、「やっている感」を味わえているので、行動が成果に繋がっていないことに気づいていませんでした。
こういう状態になっている方って、実は結構多いんですよね。
例えば、SNS投稿だけはやっている、とか。ブログ更新は頑張っている。とかですね。
残念ながら、それらの行動が成果(稼ぐ)に繋がっていないのだとしたら、「商売」ではありません。
ちなみに、ミュージシャンを商売にするためには、当然ながら「商品を売る」という活動をする必要があります。
ミュージシャンの商品は、「演奏」です。
だから、ギャラが出ないライブ(仕事)は、「商品を売る」ができないので、1円にもなりません。
さて、あなたの場合はどうでしょうか?
今の活動を通して「商品を売る」ができていますか?
一回売っただけじゃあまり意味はないですよ。
今の活動を通して「商品を売り続ける」ができていますか?
「商品を売る」(売り続ける)という活動ができていない人は、残念ながら「商売をしている」とは言えません。
当時の僕と同じように、いくらスキルを磨いても、「プロ」という”自覚”を持とうとしていても、「商品を売る」をしていないなら、それは趣味なんですよね。
高額な起業塾に行っても、成果を出せない方が陥っている問題は、ここにあります。
広告を回したり、HPを作ったり、ブログを書いたり、SNSを発信することが「起業」ではありません。
あなたが今すぐ「なんちゃって起業家」、「なんちゃってプロ」を卒業するためには、「商売」をする必要があります。
では、「趣味」ではなく、「商売」をするためにはどうした良いのか?
ちゃんと「やり方」があるので、次回の記事で解説していきますね。
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