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就労支援とペルソナ設定

株式会社ジルベルトのタニグチです。

ずっとnoteやってみたいと思ってたので、今日からぼちぼち書いてみます。
理由や目標は宣言せずに、日々の中で強く思ったことがあれば書いていくスタイルで。
宣言するコトでプレッシャーを与えて達成していくスタイルもあると思うんですが、宣言するコトで満足しちゃうパターンもあるみたい。ボクは完全に後者なので、理想像の宣言は無し。


今日、というか昨日改めて感じた事。



みなさんは「事業所のペルソナ設定、出来てますか?」

「ペルソナ」って言うのはマーケティングで用いられる言葉なんですが「商品やサービスに設定するユーザー像」です。

例えば、飲食店を始めるとしたときに、、

・大衆居酒屋を始めたいのならペルソナは「20代〜40代のサラリーマン」
・高級料亭を始めたいのならペルソナは「50代〜70代の富裕層・経営者」
・クレープ屋を始めたいのならペルソナは「20代〜30代の女性」
のような感じ。


どういった層に自社サービス・商品を提供するのか?って事です。
普通、何か事業をするならペルソナ設定は必須です。

でも就労支援事業所を運営している人たちからペルソナ設定について聞いたことはほとんどありません、、。


障がい者手帳を持っている
自立支援医療を受けている
心療内科に通っている

そんな方が利用できます。

これは「福祉サービスを利用できる方」であってあなたの事業所のペルソナ設定ではありません。

20人定員の事業所で、18歳〜65歳まで多種多様な人を雇用してさらに最低賃金を稼いでもらう。
障がい種別も問わず、身体・精神・知的・発達、誰でも支援します!

そんな事業所ばかりです。

そんな事業所さんに聞きたいんですが



あなたってそんなに敏腕経営者なんですか?

冷静に考えるとそんな方法で事業所を成立させられるのは相当レベルの高い経営者さんだと思います。

医者ですら内科・外科・泌尿器科・婦人科って感じで分かれてるのに。

変な話ですよね。


相当地方で、社会資源が無いエリアであれば1事業所で包括的に支援をさざるをえない環境かもしれないですが、事業所が乱立しているエリアでそういっった手法で運営されているのをよくかけます。

これも本当によく思うんですが



包括的支援は地域でやれば良くないですか?

各事業所が受け入れ可能・あるいは受け入れたい利用者像を明確に定義し、その情報を関係機関が理解している

これで地域の福祉はもう少し回るんじゃ無いでしょうか?
そして事業所と利用者さんのミスマッチは減るんじゃ無いでしょうか?


あなたの事業所のペルソナ設定はありますか?

なければ、一旦言語化してみましょ。



おわり

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