見出し画像

書評からの〜ひろゆき氏の価値

ジャンル:人間関係 ✖️ 仕事


前回に引き続き、ひろゆきさんの本を読んでの投稿です。

前回の1冊目のお話はこちら↓


2冊目はこの本についてです。


前回書いたように、ひろゆきさんのことはあまり知らず、いいイメージも持っていなかったのですが、

この本を読むとなんか自分と似てるとこがいっぱいあって、むしろ同類なんじゃないかと思ってきました(笑)

(年齢と知名度的に、ひろゆきが自分に似ているのではなく、自分がひろゆきに似ているが正しいはず)


だって、この本の表紙の下に書いてあること
「思考」「仕事」「人間関係」「時間」「お金」「幸せ」の最強ルール
って

私がこのnoteでコンセプトとしている
「家族」「仕事」「お金」「人間関係」「健康」「趣味」の6つのバランスを大切にすること

と意識してることほぼ同じですし。

それぞれの中で考えていることも概ね同意見でした。

ちなみに、ひろゆきさんご自身は論破しているつもりも究極論をいっているつもりもなく、「それって、あなたの感想ですよね」も切り取られたものらしいです。


その中で、同意見だけど私はできんなと印象に残ったことが一つありました。

それは
「悪口を言われて嫌な気持ちになるのは、相手ではなく、本人の問題です」
というところ。

一般的には、悪口というのは言う方が良くないというのが、教育現場の教えであり世間の考え方だと思います。

「人の悪口を言ってはいけません」
「言われた人は傷つきます」

早ければ幼稚園児くらいで悪口が人に及ぼす影響を察していて、良くないものだとわかっているでしょう。

ただ、世の中には大人になっても何にでも文句を言う人やまず悪口を言う人というのがいっぱいいるんですよ(笑)

それは自分の立場を守るためであったり、自分を満足させる手段であったり、何のために行ってるのかもはやわかりませんが

とにかく、習慣なのか脳の構造なのか、悪口を言わずにはいられない人が一定数います。

だったらもう「人の悪口を言ってはいけません」では解決しないです。

「言われたらどうするのか」「そういう人に出会ったときどういう付き合い方をしたらいいのか」を考えた方がいいでしょう。

答えはいろいろあるでしょうが、お察しの通りだいたい

「そういう人とは距離を置く」「気にしない」といった感じかな。

悪口に多大な時間を使ったり人を巻き込んだりする人と一緒にいてもいいことはなく、「そういうことをしてしまう人なんだ」と哀れみの情を持ってできるだけ関わらないでおく。

私もそれはできます。


ですが、「気にしない」はできますか?

難しいですよね(笑)

ひろゆき氏は、自分の悪口を言われても何のダメージも受けないそうです。

犬に吠えられたときと同じ気持ちだそうです。

犬に吠えられたら怖いかもしれないけど、傷つく人はあまりいません。
でも相手が人間になると悪口を言われて落ち込む人が多く、それは「相手は自分を好きでなければいけない」と自分に強制しているからであって、相手が自分を嫌っていると知った時点で「どうしてだろう」「何かしただろうか」と思い悩んでしまうから。
でも、本当は相手が自分を好きでなくても何の問題もない。
だから、悪口を言われて嫌な気持ちになるのは、相手ではなく、本人の問題なんです。

強いですね〜(笑)

というか、私は「相手は自分を好きでなければいけない」とは思ってないけど、

悪口を言われたら自分を否定されているような気分になって、気にせずにはいられません。

特に自己肯定感が低い人はこういうところが響いて、自分がよくないのではないか気にしてしまって悪口常習者の罠にハマるのではないでしょうか。

ここは「そういう人なんだな」「自分とは合わない人なんだな」と思って受け流すことができれば上出来じゃないではないでしょうか(笑)


でもまあ、本人の問題というのは一理あると思います。

悪口ではないけど、怒られたときや注意されたときの受け止め方って、本人次第だと思うことがあります

我が家のわかりやすい例があります。

我が家では長女は夫に似て傷つきやすいお豆腐メンタル、次女は誰に似たのか(私ではない)聞いても右から左に受けながし全然響かないタイプです。

あるとき、長女さんが家にある観葉植物の葉っぱをちぎっていました。

悪気はなく、ただやってみたい、おもしろいの気持ちでやっていたのだと思います。

一応、注意しました。
(よその家とか外でも無意識にちぎったらたまらんからね)

「葉っぱちぎらんといて。植物も生きてるし、ちぎったら傷むしかわいそうやんか」と

こんなくらいの言い方で、別に怒ったわけではないんです。

ただ、よくないことだからやめようと言っただけ。

そのレベルで長女さんのようなお豆腐メンタルタイプは、しゅんとした顔になって泣きそうになっていました。

かたや、次女ちゃん

ある日、同じように葉っぱをちぎっていました。

同じく「葉っぱちぎらんといて。…」のくだりを伝えると

「うん!わかった!そうだね!(目キラキラニコニコ)」

と言いつつ、私が離れるとまたちぎっていました…。

全然、聞いてないのね(笑)

同じように言って、姉妹でこの差。

これはもはや本人次第だと思った出来事でした。

特に長女さんは夫と同じ感じなんです。

別にこちらは責めてるつもりも怒ってるつもりもないです。

食洗機で洗い上がったものを食器棚にしまうのは夫の分担なのですが、たまにうまく洗えてなくてベトッとしてたり汚れがついたままのものが収納されているので

「よく見て洗えていないものはもう一度流しに置くようにして」と言っただけで、なんか言い訳とか心に引っかかったような反応をします。

脳が批判されたと判断するのか。

そのレベルなので、本当に怒っているときなどを含め夫は私のことをとても怖い妻だと認識しているようです。

しかしこちらからすると、大体は注意や要望レベル、怒っているのは何回言ってもやらないからなど原因があるからなので、そんなに怖い人と認識されるのも腑に落ちないです。

だって食洗機の話なんて、食洗機を使ったことがある方はわかると思いますが、プラスチックコップなど軽いものは洗っている時の水圧でひっくり返り、コップに水がたまった状態で完了していることがあって、それがそのまま食器棚にも水が入ったままのコップが収納されていたりするんです。

目みえてる?のレベル(笑)そりゃ言うでしょ。

どんだけかわいがられて育ってきてんと思ったり(また矛先が義母へ笑)、

本を読んだりしてメンタルトレーニングをしたら?と思ったりします。

義母へ矛先が向く話はこちら↓


まあ、確かに極論としてどんだけ悪口を言われようと、言われた方が気にしなければいい話なんですよね。

極論としては!

それができるなら!


ひろゆきさんのような人は、しばしばそういうことを普通にいいますよね。

そうすればいいだけ。

「なぜそんな簡単なことができないんだ」とは言ってないけど、言われた方はそういう気分になることもありそうです。

ひろゆきさん以外にもネット記事でフリーランスの人が時間の使い方や人間関係に関することでそのようなことをいっているのを目にします。

サラリーマンのように就業時間に決まりがなくて嫌な仕事は断れる立場にいると、「そんなことをしなくてもお金を稼ぐ方法はいくらでもあるのに、なんでそんなに苦しんでるの?」みたいな言いっぷりになったりします。

私もフリーランスだったので、わからなくもないんです。

でもそれをそうじゃない人にさも普通であるかのように言ってしまうと、やはり上から目線に感じられるのではないかと思います。

それとですね!
みんながみんなそれが普通にできてしまうと、こういった本やYouTubeでの質問回答みたいなものは、価値がなくなるのではないでしょうか(笑)


娘たち、
気になることも気にならないことも人それぞれで、気にした方がいいこともあれば気にしない方がいいこともあり立場によりそれぞれです。
自分が重症にならないようにコントロールできるようになるとといいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?