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書評〜世の中で一番恐ろしいこと 其の①

ジャンル:人間関係


なんかふと、この方の本を立て続けに2冊読むこととなりました。

トップ画面の背景をパーカーの色に揃えようとしたけどちょっと違った

ひろゆきさんです。

有名な方ですが、正直あんまり知らないんです。

2ちゃんねる創設した人とか、裁判負けたのに賠償金全然払ってない人とか、今はフランスからYouTube配信してる人とか、究極論の人っていうくらいしか…(笑)

YouTubeも部分的に見たことあるけど、なんか上から目線っぽい話し方で好きじゃないとイメージくらいしか。

でもよく出てくる人なので、ちょっと本でも読んでみるかと図書館で予約した本がまわってきたわけです。

私はあまり好きではない人にはお金を使いたくない主義で、
YouTubeを見たり本を買えば好きではない人にお金が入るので、
何となくそれを避けたいと思ってしまう(笑)

逆に好きな人には寄付みたいな感じで、ネットで記事が無料で読めるものもあえて本を買ってみたりする。


ということで、ひろゆきさんの本は図書館で借りました。

まずは1冊目。

(37ってテキトーじゃない?笑)

読んでみるとご本人は別に上から目線の発言をしたり究極論を考えているわけでもなく、普通に言っているだけなんだろうなという感じでした。

そういう人なんだろうな、という一言に尽きる。

そして、特別すごいことが書いてあるというわけではないけれど、
結構共感できることも多かったです。


とにかくこの本読んで思ったのは、

この人、めっちゃケチなんだろうな」っていうことと(本人も言ってる)
この人、めっちゃムダが嫌いなんだろうな」っていうこと


私もそういうところがあるので
(好きじゃない人にはお金を使いたくないとか笑)、

なんかわかるわと思ったり。

そのなかで一番、やっぱりそうだよね〜!と思ったのは

「ヒマをつくらない」ということ。

昔はヒマが楽でいいと思うこともあったのですが、
あるときからヒマが苦痛になりました。

もちろん究極論でめっちゃヒマとめっちゃ忙しいのどっちがいい?って聞かれたら半々くらいになるかもしれませんが。

ヒマ=やることがない=必要とされていない=ちっぽけな自分
って感じがして、なんか虚無感につながるのです。

自営業にとってはヒマ=商売あがったりなことでもあります。


やることがなくて、好きに寝たりYouTubeみたりしていいのならいいけど、
状況的にヒマだけどなんかやらないといけないみたいなときあるでしょ。

例えば、
コンビニのバイトしてて、全然お客さんこないお店だったらずっとレジに立ってスマホ見てたらいいんかといえば、まじめな日本人はそうではなくて、掃除したり商品をきれいに並べたりしなあかんのかなと思ってきたり

会社で仕事片付いてやること無くなったらネットサーフィンしてていいんかといえばそうではなくて、就業時間が終わるまでとりあえずなんかやってる感だして過ごしたりする。

それが何とも思わない人もいるでしょうけど、
時間が経つのも遅く感じるし私はすごくそういうのが苦手です。

その時間無駄すぎてそれやったらもう今日の時給いらんから帰りたいとか、忙しいとき残業するから今日は帰らしてって思うけど、体調不良でもないのに急に帰るって社会人としてどうなのって思われそうな気がする。
(体調不良ということで帰るのが正解かな笑)


ということで、「ほどよく忙しい」というのが一番幸せで、精神衛生上いいのではないかと思っています。

お客さんが一人帰ったら次のお客さんがくる、この仕事が終わったら次はこの仕事に取りかかれる、といったペースが一番いいのではないかと。

ただ、そういうことは難しくて、世の中の大半の人はめっちゃ忙しいかめっちゃヒマかなのではないかと思います(笑)

お金がある人は時間がない、時間がある人はお金がない

姉が昔いってて忘れられない言葉

でも「めっちゃ忙しい」はまだ改善の余地があるような気がします。

生活を見直すとか転職して働き方を変えるとか、簡単にできることではないけど年収が下がるとか別のマイナス面を受け入れればマシにすることはできます。

一方、「めっちゃヒマ」は結構厄介なことな気がするんです。

Netflixのドラマ見る、出かける、など自由に気ままなことすればいいんですけど、そもそもそれにももう飽きてるからヒマになってるわけで(笑)

同じようにヒマでおしゃべりする友達がいればいいけど、その人に用事あって断られたら余計に寂しい。

たまたま都合があわなかったから断られただけやったらまたの機会にしゃべればいいけど、

連れ合いに先立たれたり友達がいないお年寄りは、またの機会もないわけです。

街で十分通れるし他人の敷地内なのに自転車の並べ方がいつもきたないとクレームを言っているおじいさんや
明らかにあやしそうな健康相談のセミナーに朝から並んでいるおばあさんをみると

ヒマって曲者だなあと思います。

自分がその状態になることを恐怖に感じたりもします。

ヒマだと余計なことを考えてしまいますしね。

ときには深く考えることもできない、気にならないくらい、何かやることに追われている方がいいこともあります。

なので、「ほどよく忙しい」くらいに何かやることがあった方がよく
この状態で自分のやりたいことや得意なことができるのが、一番生きやすいのではないか
と思います。

一朝一夕にはそんな都合のいい状態にはできないので、常々準備したり努力する必要があります。


ひろゆきさんもそうなのでしょう。

お金はあった方がいいけど必死で押し潰されそうになるくらいなら仕事はいらない
でも何もしないのもヒマになるからよくない

ということで、遠くの国から気ままな感じでYouTubeでしゃべって収入を得ている。

という人ではないでしょうか(笑)


娘たち、
「何もやりたくない」と思うときもあるでしょうが、ヒマもだんだん辛く感じることが訪れます。
ある程度やらなければいけないことがあって、できるだけ自分のペースで対応できるようになる方が生きやすいのではないかと思います。





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