6弦ベース持ってヨーロッパに旅に出ました。
みなさんこんにちは。
ベーシスト、作編曲家の森田悠介です。
突然ですが、この度、ヨーロッパに旅立ちます。
旅のお供は、6弦ベース1本とミニアンプとパソコンだけ。
それらと一緒に、スペインでフラメンコの大会に出場し、その後はデンマークまで北上し、オランダに抜ける計画です。
期間は2018年8月2日から9月中旬まで。
旅の目的は、
●スペインで本場のフラメンコに触れ、吸収する事。
●今まで繋がってきたヨーロッパのコネクションを辿りつつ、新たな「人々のつながり」を開拓する事。
●その様子を、一緒に楽しんでもらう事。
この3つ。
そして、自分にルールを課しました。
基本的に予算はありませんし、泊まる場所もほとんど決めていません。
その時のフトコロ状況や出会い次第です。
今回の旅で得られたものは、今後の僕の音楽活動において多大な影響を生むと考えています。
それを、出会った人たちに還元していきたい。
そんな事を考えていた時、
高校時代の友人のIT女子が、面白いwebサービスを作っているという情報を入手しました。
その名は、
Biscuit(ビスケット)
これは、「WEB投げ銭」だそうです。
「今回の企画、面白い。どうなるのか応援したいな。うずうず」
そう思ってくれた方は、
ビスケットください!!メッセージと共に!!
僕だけでは思いつかなかった、面白いアイディアが、どんどん実現するかもしれない。
ビスケット公式ページ
ビスケットは、コトを起こす全ての人とそれを支える人を繋ぐ、投げ銭ファンクラブです。
ビスケットで出来ること
1:SNSに投稿するだけで、声援と一緒にビスケット(少額の資金)を募ることができます。
2:コトを起こす人とそれを応援する人の間で、継続的な協力関係を築くことができます(資金の送付、声援意見の募集、活動報告、またご贔屓さんの優待等)。
声援を力にして、活動をより充実させよう!大好きなあの人を、直接支えよう!
今回の旅のテーマは、「つながる事」
今までやってきた事を、一本線にリンクさせたい。何ができるかな。
そう考えていた時に、フラメンコ音楽に出会いまいした。
それがきっかけとなって自分の音楽的な改革が次々と起こり、
様々な事が新鮮に映るようになり、
過去の考えと新しい考えを繋ぐタイミングがやってきたのです。
例えば、5年前に初めてヨーロッパにきた時にパリで習った、ベースのマスター
ドミニク・ディ・ピアッツァは、ジプシーの血筋を引き、フラメンコに色濃く関係していた事が改めて今になって理解できたのです。
(2013年夏、ドミニク・ディ・ピアッツァ氏と)
今回の旅で僕が持っていくもの
1:オランダ製の6弦ベース
メロディーもコードも弾けます。
2:ミニアンプ
最小限のサイズだけど、ループマシンもあるので、ストリートでもどこでもパフォーマンスができます。
3:カメラ
各地でのセッションの様子を収録したり、映像にまとめたりインスタライブをこまめに敢行したり。
4:Macbook
これも持っていくので、現地で作曲もレコーディングも可能です。
旅程について
大まかに今回の旅程は
スペイン(マドリード、ムルシア、セビージャ、バルセロナ)
スイス(ベルン)
スロヴェニア(リュブリャーナ)※行けず
ドイツ(ベルリン)
デンマーク(オーフス、ストックホルム)
再びドイツ経由(カッセル)
オランダ(アムステルダム、ハールレム)
ざっくり、こんなルートを辿ろうかと思っています。
かつての5年前のヨーロッパの旅では、沢山の人たちが協力してくれ、彼らの優しさに触れました。
拠点拠点では彼らとの再会も、目的の一つです。
デンマークには、2013年にSoundcloud経由で僕の音源を発見してくれて、ソロアルバムをiTunesやSpotifyでリリースしてくれるに至ったまだ顔も知らないデンマーク人のレーベルの代表がいるのですが、彼にも初めて会いに行こうと思います。
彼は、現在はレーベル業務を一旦休止し、オーフスという都市の大学に行き直し「音楽学」を学んでいる、というので、会いに行ったらそのあたりの話も聞いてみたいと考えています。
そして、オランダ。
僕の新しい5弦ベースを、今まさにオランダで制作してくれている
ニコラ・アダモビッチ氏。
思うところあってオーダーした僕の新しい楽器を、今まさに制作してくれているのですが、9月には完成している、というので
最終地点をオランダに設定し、彼の工房にも初めて伺おうと思っています。
下記募集します。
・ぜひ知り合いのあの人と繋がってほしい!という人。
・この国に行ってみてほしい!という人。
・現地のあんな食べ物を森田に食べさせて、レポートしてほしい人!
・あなたの抱いてるヨーロッパ人への質問を、森田に代弁してほしい人!
・自分の作った曲を、ヨーロッパの誰々に聴かせてみてほしい、という人!
・現地に住んでるから、絡みたい!と云う人。(アート系の方でもなんでも)
・動画撮るの協力してくれる人!
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例えば、この時代なので、こんなことも可能です。
→自分のこんなメロディを歌ってみたよ(弾いてみたよ)動画を僕に投げる
→現地のミュージシャンに伴奏をつけてもらう、僕がエディットする
→動画にする、とか。
そんなアイデアも、あり。面白そうじゃない。
僕だけでは思いつかなかった
面白いアイデアが実現するかもしれない。
皆さんのメッセージ、お待ちしています!!
さて、そんな僕
森田悠介ですが、さらなる音楽家として、人間としての
ステージを開拓する為の旅でもあります。
僕は「ベーシスト」なので、基本的に
人とのアンサンブルをつなぐポジションにいます。
そして、作曲家でもあります。
音楽は、人と人とのコミュニケーションであり、表現手段です。
それを、今一度、世界規模で、且つ同時に身近なところでやっていく
バイタリティを養いたいと思っています。
そして、今回のこの旅を遂行する姿をお伝えする事によって、
少しでも何か感じてもらえると嬉しいです。
現在僕が興味のある事柄は、以下です。
・ジプシー達の文化から派生したフラメンコ、そしてジャズとの繋がり
・ヨーロッパ人がどうやって音楽と付き合っているのか
・デンマークを始めとした北欧の国々の教育制度について
・クリスチャニアについて
・僕のソロアルバムを2013年にリリースしてくれたデンマークのレーベルの代表が、仕事をやめて大学に行き直してまで学んでいる「音楽学」について、会って聞く
・いつかリュブリャーナで演奏をしたいという、元小学校校長であるオカリナ奏者の叔父の夢の実現の可能性を探るため、大使の方に会う
・オランダの音楽シーン、教育について
・ベルリンのクラブ・ベルグハインについて
・アルプス山脈でのパラグライディングについて
さて!いきなり8/2から出発なので次回はスペインからの更新になるでしょう。
まずはマドリードからです。ちなみにスペインは、生まれて初めていきます。どうぞお楽しみに。
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スペイン
スイス(ベルン)
ドイツ(カッセル)
ドイツ(ベルリン)
デンマーク(オーフス)
デンマークの学園都市オーフス大学の中に泊まる事になった。
そして・・・
デンマークの大学で英語でスピーチする事になった。
学生寮では最後に劇的にうまいキノコスープ作ってくれてみんな集合して食卓囲んで食べた。
ドイツ語のフレーズをいくつか言ったら爆笑を誘い楽しい時間に。笑
キノコスープ劇的に美味しかったし挨拶も兼ねて出発前にベース出してきて1曲弾いて出てきた。
オランダ(ハールレム)
そして
オランダのベース職人ニコラ・アダモビッチの工房へ。
これで僕の2018年のヨーロッパ旅はおしまい。
#6弦欧州旅
毎日本当にエネルギーに溢れた日々を過ごす事ができた。
この熱量を日本でも忘れずにいたい。
帰国後、ヨーロッパでの着想を元に
ヨーロッパをテーマにした音源を、作成中です。
1年越しになってしまっているけど、それをリリースし終えたら、
日本でできる事、海外でできる事。たくさんあるので、それを形にしていきます。
(2018年夏筆〜2019年7月12日編集)
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