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良い意味で役割をカニバらせる。

こんばんは、note110本目です。

インターネット広告代理店ではお客さんと向き合う際に営業とコンサルタントという2名セットが多いです。

営業はその名の通り営業であり、お客さんとの窓口ややり取りを行います。コンサルタントはGoogleやYahoo!といった広告を運用する人の事を指します。

広告の運用?と思われる方も多いと思いますが、株とかFXでチャートみて資産運用ゴリゴリするみたいなイメージです。そのインターネット広告版です、すごくざっくり言うとですが・・

いずれにせよ営業とコンサルタントのセットで動き、どちらかと言えば広告に関して詳しいのはコンサルタントの方です。細かい数値の把握、広告メディアの仕様理解、施策出しなどはコンサルタントがメインで行うと思います。

広告代理店によっては営業が〜という会社もあるようですが、僕が関わった代理店ではコンサルタントが主流でした。

ここでどんな事が起きるか?でいくと、数値の把握や広告の知識はコンサルタントの方が営業よりあるので、お客さんによっては営業を通さず直接コンサルタントと話をしたいという事が出てきます。

過去僕が担当したお客さんでも何度かそのようなお話がありました。

このコンサルタントがコミュニケーション能力もディレクション能力も高いと、営業がいらないという事も起きたりします。中には営業がいないという代理店も存在します。

営業かコンサルタントか?という二項対立で考えるのではなく、それぞれの得意分野があると思うので、良い意味でお互いの役割を侵食していくのが良いと思います。

お客さんとの窓口は営業なので、お客さんから連絡が来て、営業はまだ気づいていなくてコンサルタントは気づいていても、返事は営業が返すもの。

こんな事をしてしまうと、お客さんに申し訳ないです。コンサルタントが気づいて、返せる内容であれば返してあげるべきです。そちらのほうがお客さんからの信頼も高まりますよね。返事が遅いよりは早いほうが良いです。

逆もしかりです。コンサルタントに確認しなくても営業で返事が出来るものは、営業で返すべきです。

現在の会社で僕は営業よりの仕事も、コンサルタントよりの仕事もどちらも担当しているので、明確に役割りを棲み分けてしまうと逆に動きにくいなと感じています。

良い意味での役割りのカニバりはあってもいいかなと思いますが、どうでしょうか。無駄が増える部分もあるかもしれませんが、自分がやれる領域を広げていくという点でも、オススメしたいなと思います。

おしまい!

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