私の好きな人はスーパーマンに殺された(歌詞)
昔から敵キャラと呼ばれる人たちが好きだった。
最近は結構、敵キャラにも色んな想いがあってこういうことしてるんだぜ、みたいな描写のある作品が増えてきているけど、昔の作品(子どもの頃読んでいた昔話など)は正義と悪がしっかりと分かれているものが多かった気がする。
特に日本昔話は、正義側が悪側をぼっこぼこにすることが多い。嫌なことをされたんだから、やり返すのは当然だろう、それが正義だろう、というように。子どもの頃からそれがどうしても納得いかなかった。悪と言われている側にも色んな事情があるかもしれないのに。こっちから見たら向こうは悪だけど、向こうから見たらこっちが悪じゃないのか、と。
やり返すことや、復讐が絶対に良くないとは言わないけど、正義を盾にしてボコボコにするのは違うと思うんだ。今はSNSでよくそんなのを見かけるけど。
シンガーソングライターになって、曲を書くとなったときに、このテーマは絶対書きたいと思っていたものだった。
どうすればこのモヤモヤが伝わるだろうと考えた時に、怪獣と恋をした女の子のお話を思いついた。(元々私も、ウルトラマンのカネゴンが大好きなので)
そしてできたのがこの曲。
嬉しいことに、この曲を聴いてゆっそを好きになってくださった方も何人か居てくださる。
これからも歌い続けたい1曲。
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