_あなたの代わりはいくらでもいる_という話

「あなたの代わりはいくらでもいる」という話

こんにちは。スタルジーのyuseisayです。タイトルだけ見ると「は?何だこいつ。ブラックな飲食店の店長かなんかか?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなネガティブな話ではなく、超ポジティブな話です。

「さらっと読める登記と起業の実体験」というマガジンを連載中なのですが、その中で退職する際に自分より優秀な後任が採用できた話を書いている時に、ふとこのテーマに関しても書きたいなと思い、10分くらいでばばばーっと書いてしまいました。

ストレスを抱えながら仕事をしている方に伝えたい「あなたの代わりはいくらでもいる」

本題ですが、これ本当に「仕事が憂鬱でつらい」「精神的に病む一歩手前」「自律神経の乱れで人生\(^o^)/オワタ」みたいな感じの方々とお話する時にいつも言う言葉なんです。「あなたの代わりはいくらでもいますよ」と仕事で悩んで体調を崩している方々に強く伝えたいです。

言葉だけ見るとネガティブに捉える方もいるのですが、冒頭にお伝えした通りそういう訳じゃないんです。「私がいなきゃ駄目だ」と考えながら仕事してると、知らず知らずのうちにキャパオーバーし残業が増え、体調を崩してしまいます。けれども責任感が強いあなたは無理して出社するため、体調はどんどん悪化して仕事の効率も下がり悪循環に陥っていきます。

私は前職でマーケティングとエンジニアリングどちらも担当していました。起業を理由に退職する際、私の後任が2人必要になりました。一人は同じ事業部の後輩マーケター、もう一人は新たに採用したエンジニアだったのですが、どちらも私なんかより超優秀な人材でした。

今担当している事業やサービスは私がいなければ回らないと思うことも多々ありましたし、実際に上司からもそう言われていたのですが、何だかんだ後任は簡単に見つかるものです。

もちろん、0.1%くらいのスーパースター人材は別なのでしょうが、ほとんどの社員は代替が可能です。というか、会社・組織を持続させるためには、いかに属人化せずに仕事を回していくかということが重要になっていくはずです。

なので、そもそも属人化しているような職場はイケてないことが多いです。「誰でもできる仕事をしろ」と言っているわけではなく、「誰でもできる仕事の中で、あなたにしか作れない価値を出していってほしい」のです。

あなたがいなくても会社・組織は回り続けるので、体調が悪くてどうしようもない時は、安心して仕事を休んでほしいです。リスティング広告のアカウント設計も営業のトークスクリプトもプログラムのソースコードも、属人化したものより誰にでも理解できて誰でも運用できて数字も伸ばせるものを0→1で作れる人に価値があると思います。

以上、新卒で入った会社で体が弱すぎる自分に嫌気がさし、自分がやらないと駄目だ・職場の人に迷惑をかけられないという責任感から40度の高熱があっても出社し、自律神経がイカれてしまった経験がある起業家の私が伝えたいことでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?