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気象記念日

どうも、米粒をぽろっと落としたら最後、いつも捜索願いを届け出しているたなかです。
#だいたい服に付いてたりする
#灯台下暗しアワード
#でもきょうは見つけられなかった
#天気部屋に米粒落ちてたらそれはぼくの仕業です

今日は記念すべき日です。

1875年(明治8年)6月1日

明治政府の手により、日本初の気象台である
「東京気象台(現在の気象庁)」が
赤坂葵町に設立された日です。

そして
東京で気象と地震の計測が開始されたことを
記念して、1942年(昭和17年)に
「気象記念日」として制定されました。

1875年というと
あまりにも前なのでパッとしませんよね。

この時代の雰囲気を例えると
今まさに、大ヒット上映中の映画
「るろうに剣心」の時代背景とマッチします。

260年以上も続いた徳川幕府が倒れ
天皇を中心とした新政府「明治政府」が
設立されてから7年が経った頃です。

るろうに剣心はたくさん脚色されてますが

時代の雰囲気、街並み、服装や思想など
おおよそ、その通りだと思います。

いわゆる、「動乱の時代」

東京気象台が設立された2年後の1877年に
「西南戦争」が起こり、敗北した西郷隆盛はそこで命を落とします。

ラストサムライの前に「気象台」があったと
考えると、ものすごい歴史の重みを感じます。

ちなみに、日本で最初の天気予報は
東京気象台が設立された9年後の
1884年6月1日に発表されました。

しかも、この予報は日本人ではなく
ドイツ人の「E.クニッピング」さんが担当しました。

※気象庁の歴史より

1番最初どんな天気予報をしたかと言いますと

「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」

これだけです。

全国の天気をたった1行で表現しました(笑)

そんな荒技予報から始まり

たくさんの方々が
地道な研究や予報技術の進歩に携わり
優秀なコンピューターによる数値予報が生まれたおかげで

初めて天気予報が発表されてから
「50,038日」たった今

「天気予報」は
我々の生活には欠かせない存在となりました。

もちろん、まだまだ改善の余地があります。

今後の天気予報の発展は
ぼくも気象予報士の一人として担っていきたいと思います。

これからも
皆さんの生活や災害時にお役立ちできるよう
日々尽力していきます。

今後とも何卒、よろしくお願い致します☺️☀️

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