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本を出版したい、そんな日に。

世界一周も、青年海外協力隊も、地球の反対側への留学、ゲストハウスの立ち上げなど、会社を立ち上げるなど、20代でやりたかったことは全部やってきた。

ただやれてないことが一つだけある、それは本を出版することだ。

きっと凡人は、比較するのは過去の自分であって、周囲の人間ではない。間違いなくこんなマイク持って偉そうに喋るなんて、過去の自分は想像していなかった。すごいことだ。


人が怖くなり家の外に出ることすらできなくなった15歳。人とあまり接したくないから選んだのは、通信制高校。

この辺の話は以前noteに記載した。

そんな自分が100カ国を旅することができた。

そんな自分の人生を、過去の自分が読んだら絶対に勇気づけられると確信していて、いつの日か本が出版されるんだと信じて揺るがない。

その本の売り上げの一部を同じように不可抗力で前に進めない次世代の子どもたちのために投資したいという気持ちも変わっていない。


そして、そんなチャンスが向こうからやってきた。いつも僕の人生は、奇跡が舞い込む。

実は、僕はすでに実名で本が角川書店から出されたことがあって、20代の頃は顔から火が出るほど恥ずかしくて、あんまりSNS上には書いてこなかった。

ただ講演会やトークイベントで話すとAmazonの中古の価格が上がったりして、ほぼ中古で出回っていない。

そんな本を書きたい熱が再熱していたところ、ニジェールやアフリカの発信をしていると、その作者の柳川悠二さんから連絡がきたのだった。

諦めずにいると意志があるところに、道が拓けるんだと思った。

大阪の天満で17歳のとき以来、15年ぶりの再会を果たした。ちょうどこの本を書いていたのが、32歳だったらしく、なんだか不思議なご縁を感じた。

最弱ナインの出版のときの裏話や今だから言える秘話を話したりして、ずっと準備してきた企画書はNGを出されたけれど、まだ可能性はありそうなので、書き直した。

また9月末に会ってもらえるので、本を出版できるように前に進めたい。そして、その本を引っ提げて全国の悩める10代、20代のところへ話をしに行きたい。

挑戦が誰かの挑戦になるように、人と向き合い、人の背中を行動でも言動でも押せるように、人生を肯定させられることができる人間になるために、僕は本を出版する。

謎の氷結トマトジュース割

柳川さんお勧めの焼肉と共に氷結とトマトジュース割という人生初のお酒を味わいながら、改めて決意した夜になった。

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