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そうだ、宮城に行こう!〜仙台から川渡温泉まで〜③

3回目の記事にしてやっと、3泊4日の旅の初日の夜までたどりついた。セリしゃぶの予約の都合で夕食が15:00〜16:30と早めの時間になったため、仙台の夜はまだまだこれからなのである。


●夜の仙台で、何をするかといいますと…

しかし、予定が狂った。当初の予定では17:00ホテルへチェックイン、しばし休憩をとってから小腹が空いたであろう20:00〜第二の夕食へ…というつもりだったのたけれど。小腹が空いた、というにはもうひと声足りない。寿司をつまむにも、ビールと1〜2品つまむにもちょっとまだ空き容量が足りない。

というわけで、B案で行くことにした。夜カフェだ。食べることに関しては、旅の前にきっちりリサーチして代案もいくつか考えておくタイプなので。2軒目についてはその時の気分で選べるように4〜5軒の候補がある。その中でも最も胃の容量が必要ないであろうカフェで、のんびり仙台の夜を過ごすことにする。

もちろん、カメラもお供に連れて行く。予定外の出費だったレンズ代金分の元は取って帰らねば…という意地である。


● 本と珈琲とインクの匂い、青山文庫

向かったのは仙台駅からもホテルからも比較的近い場所にある、青山文庫。「本と珈琲とインクの匂い」という、いかにもまったりできそうな謳い文句だけでなく。朝はモーニングの時間から夜は23時までという、幅広い営業時間に魅力を感じてストックしていたお店。

お揃いのツナギを着た店員さんがワゴンを押して現れて、お冷をサーブしてくれる。この時にちゃんと「レモンは入れてもいいか」を確認してくださるのが嬉しい。

店内は、2人連れと1人客が半々くらい。ゆったりと本を読んでいたり、タブレットに向かっていたりなおひとりさま女性もちらほらいて。1人でも落ち着けそうなお店だな、とホッとする。

周りがカップルや友達連ればかりだと「あ、このお店の客層じゃなかったかも…場違いかな…」と、なんとなく肩身が狭く感じる小心者だし。周りが楽しそうにお喋りしてる姿ばかりだと、「自分も友達やだんなさんと来たかったなー」とちょっぴり寂しくなってしまうので。初めてのお店に入る時は、いつも内心ドキドキ。


●珈琲+紅茶=コーティー

こちらで頼んだのはニューヨークチーズクリームのシフォンケーキと、コーティー。
コーティーとはその名の通り珈琲と紅茶をブレンドしたもので、合わせる紅茶とミルクをリストの中から選ぶことができる。今回セレクトしたのはアーモンドミルクとアッサム。

「珈琲と紅茶、それ混ぜていいやつ…?おいしいん!?」と実はけっこう半信半疑で頼んだのだけれど、これが意外といけた。珈琲の風味の中にほんのりアーモンドの香りが漂い、紅茶で割ってあるからかカフェオレよりはまろやかで軽い。そしてミルクティーよりはどこか大人な味わいで。次に来てもまた頼んじゃうかも…な、あり寄りのあり。

ただ、びっくりするくらいマグカップが大きかった。こんもり山盛りどっさり感のあるケーキと並べても、良い勝負な大きさで。自宅以外でこのサイズ感のカップ出てきたの初めてかも…と地味に衝撃を受ける。


●夜の仙台、街歩きスナップ

ラストオーダーも過ぎた22:00、明日も早いのでカフェを後にする。そして仙台の夜の記念に、と帰り道でもパチリパチリとスナップを撮りながらホテルへ。

横断歩道を渡る途中で視界に入った「仙台駅」の駅名のライトアップに、「自分は!いま!あの仙台にいるんだ…!」とテンションが上がってのパチリ。(羽生君のファンなので、仙台は聖地扱い)

夕方の影のカットと同じで、ビルへの光の映り込みがなんとなく気になってのパチリ。

そしてホテルでも、窓からの風景をパチリ。


●仙台で選ぶ入浴剤といえば、これしかない

仙台に到着するまではレンズを壊し、ネックウォーマーを落とし…と散々だったのだけれど。それで厄を落としたものか、仙台に着いてからは良いことばかりかもしれない。
予約をしていたホテルでは、なんとお部屋のグレードアップをしていただいていて。移動先は最上階と見晴らしも良く、ユニットバスだったセミダブル部屋がゆったり広々お風呂のツインルームへと変更になっていた。

お風呂はじっくり長々浸かる派なので、これは本当にありがたかった。アメニティに入浴剤も準備されていたので、いくつかある中から選んだのはこれ。

柚子の香りが特別好きという訳でもないので、普段はわざわざ選ばない香りではあるけれど。「仙台なんだから、これしかないでしょう!」という気分。今回はスケートの試合ともショーとも関係のない、完全にただの旅行だけれど。それでもやっぱり「この場所で、この選択肢がある」というのがなんだか嬉しいファン心理。


●予想外の眠れぬ夜

さてゆったりお風呂に入ったし、早起きに向けて寝るぞーとベッドに入って即眠りの世界へ…入ったけど、速攻で現実世界に帰ってきた。眠りが!浅い!!
起きてもまたすぐ眠れはするものの、10〜15分おきに目が覚める。まったく寝た気がしない。そういえばカフェインにはあまり強くない方だ。家でも夜はできるだけ紅茶などは飲まず、ルイボスティーを選んでいる。これは…夜カフェが完全に裏目に…!

疲れているからそのうちぐっすり眠れるはず、と思ったのだけれど。結局朝になるまでこのペースで目が覚め続けた。とはいえ起きても10秒後にはもう寝ていたのだから、実際にはしっかり眠れているはずである。そのはずではあるんだけれども…ひと晩で軽く10回以上は目が覚めているので、気分的にはぜんぜん寝た気がしなかった。

教訓、夜にカフェインを摂り過ぎてはいけない。旅先では思わぬことが起こるのが醍醐味、とはいうけれど…けど!!


※仙台2日目、定義山観光と川渡温泉への移動は何記事で書き切れるかな…続きます※

※カフェ写真は撮影前に許可をいただいてから撮ってます※


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