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まめさは無くとも、道は続く

何かをまめに続ける、ということに全然向いてない。そんな自分だが、ひさしぶりにまたBlogの毎日更新にチャレンジしている。(だからnoteが放置されている、という。。。)

といっても、数日おきに時間ができた時に書きためての予約投稿で…それですら、2~3ヶ月もてば良い方。そのうちパタリと更新が止まり、半年以上放置…というのがいつものパターンだ。

思い返せば、小学生の頃からそんな傾向はあった。

自分の通っていた小学校では「あしあと」と名付けられた日記を提出するという宿題があり、6年間書きためたそれらは卒業の際に製本して、これまでの日々を振り返る自分だけの思い出の1冊になる。こうして言葉にしてみると、なんだか素敵な話に思えるが…冒頭に書いたとおり、自分は小さな頃から"同じ事をまめに続ける"ということがどうにも性分に合わない人間だったようで。

書く事を思いついた日、ネタがある日はささっと適当に仕上げて出していたけれど…面倒だったり気が向かない日は「こんなもの出しても出さなくても、今後の人生に影響なんてないし」などの屁理屈を述べ、ほったらかして提出していなかった。だから6年生も終わりに近づき自分達でそれらを製本していく作業の際、他人と自分の差は明らかだった。皆が3cmはあろうかという分厚い本を作り上げる中で、自分の作っているものは少なくとも1cmは高さが足りない…。

これを恥ずかしい、と思えるような感覚の持ち主なら矯正のしようもあるだろうけれど。生憎なことに、それを笑い飛ばすような性格だった。おかげで、この点においては小学生の頃からまったく成長がない。

ただ。飽きっぽくはあるけれど、継続が全くの苦手というわけではないらしい。"毎日こつこつ"、が向いていないだけなのだ。長いスパンで見ると逆に、飽きずによく続けている…という結果になることも多い。日々文字を追うことは子供の頃から、ずっと続けているし。カメラだってフィギュアスケートを見ることだって、20年近く続いている趣味だ。Blogも移転したり放置したりしながらも10年以上は更新が続いているし、ほぼ毎日眺めたりつぶやいたりしているTwitterだってもはや10年選手。決して続かない訳では、ないのだ。気が向いた時にやる、というペースで良ければ。


世間的に褒められ認められやすいのは、"毎日こつこつ"という継続型の努力方式なのだろうし。そうあれない自分は、努力の苦手な人間…という意識があった。けれど最近ではもう開き直って、これはこれで「長い目で見たら続いてるんだから、いいじゃん」という気分になっている。
どうせ自分は自分のペースでしか動けないのだし、その結果を引き受けるのも自分な訳で。頭の中に作り上げられた常識やら世間様やらという、架空の存在にネチネチ言われる筋合いはそもそも無いのだ。

若いうちは、こんな風に言い切る勇気は無かったのだけれど。年を取るということは開き直れるということなのだな、と最近思う。できないなら、できることをしていればいい。堂々と、そう言いたい。



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ユルリラム
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