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ゆる子ゆる雄
2021年6月25日 22:50
人が占いやサイキックなどにたよるのは、心が弱っている時だ。インド占星術の大家であるKNラオ氏は、「いんちき占い師ひっかからないためにはどうすればいいでしょうか」と聞かれて占い師のところなど行かないことだなと答えている。これはマンガで読んだ。『流水りんこのインド占星術は深いぞ~!』という作品だ。この本によれば、インドでは、国家機関や国立大学で占星術が学問として研究されているのだという。
2021年6月23日 22:20
このnoteではなんども書いているのだが、ぼくは同じ映画をくりかえし見るクセがある。10回も20回も見る。これを読んでいる人の中にもそういう人はいると思うんだけど、一方で、新作を次々に見ていく方が好きだという人もいる。たぶん、両者は、映画に対する接し方がちょっとちがうような気がするので、それがなんなのか考えてみた。ぼくが同じ作品をくりかえし見る理由の1つは、ナマケモノだからである。あたらしい作
2021年6月21日 21:36
うちのテレビはアナログである。ブラウン管だ。「ヘイ、ミスタブラウン!ヘイ、カール!」。。。なぜミスタブラウンなのかというと、いろいろ理由をならべることはできるが、いずれにしろミスタブラウンであることに変わりはない。しかも、数か月前に知り合いから地デジテレビをもらっているにもかかわらず、ミスタブラウンである。こだわっているのではなく、めんどくさくて放置している。ところで、いきなりの余談だが、日本
2021年6月12日 22:07
昨日書いたこととは正反対のことを書いてみたい。昨日は「もし別な人生を生きられるならゲームコレクターになってみたい」と書いたのだが、ぼくにゲームコレクターになる資格はない。そう考えるのはムシがよすぎるということについて『コマンドー』という映画を例にあげて考えてみる。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『コマンドー』('85)は、以下のような内容だ。元特殊部隊兵士ジョン(=シュワルツェネッガ
2021年6月10日 21:45
こどものころ『男はつらいよ』が苦手だった。たいていの映画は好きだったけど、『男はつらいよ』はイヤだったのである。なにがイヤかというと貧乏くさいところである。とくにイヤだったのが、ひろしとさくらの家だ。玄関を開けると一部屋しかなくて、裏庭まで見えるウサギ小屋だった。ウチも結構なウサギ小屋だったので見たくなかったな~。中学時代のぼくにとって、映画を見に行くというのはお金を払って豊かなアメリカを見に
2021年6月9日 11:18
お芝居にはむかしから「バックステージもの」よばれるジャンルがあって、これは、芝居の舞台裏をえがく芝居である。バックステージものは映画にもよくあり、映画製作の裏側が描かれる。有名なのはフェデリコ・フェリー二の『8 1/2』だろうか。日本では北野武監督の『監督・ばんざい!』というのも知られている。どちらも、映画製作に苦悩する監督の姿が描かれている。あたりまえのことだが、バックステージもの裏側に