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2020年4月の記事一覧
「なにを言うか」でなく「なにを言わないか」
世の中には、誰もがついモノ申したくなる出来事というのがある。
しかし、その多くは時間がたてば自然に白黒がつく。
「歴史が証明する」というヤツである。
なので、外野はだまっているほうがいい。
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現ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏は、現役時代に 巨人に移籍した際「カネでつられた」と叩かれた。
でもその後もさらにベイスターズ、そして西武へと移籍したけど「カネ」は話題にならなかった。
ダイゴな人、ダイゴな世界
醍醐ってヨーグルトのことらしい。
古代に、日本は何でもかんでも中国のマネをしていた時代があった。
ただしマネをするといっても書物だけが頼りである。
書物を読んで、あれこれ想像をたくましくするわけだ。
ある書物の中に「醍醐」と呼ばれる食べ物の話が出てくるらしい。
西方から伝わってきた食べ物で「たとえようもなく美味である」という。
以来、日本では「たとえようもなくおいしいもの」のことを醍醐
未来というのは時間の先にあるのではない
勝つとか負けるかとか、儲けるとか損するとかに夢中になってる世の中ってつくづくおもしろくない。こころを揺さぶられない。
エジソンは電球を発明した。
これには揺さぶられる。
なぜか?儲かったからか?
ちがう。
人類の夜のあり方を変えたからだ。
もっというと、それがエジソンだったかトマソンだったかはどうでもいい。
大事なのは「人類の夜が昼になった」ということであり、この事実は未来永劫変わらない
寝た子を起こさないように...
日韓ワールドカップのとき、日本はとんでもなく盛り上がったらしい、という話を聞いた。
らしい...なんつってるのは、当時アメリカ留学中だったからだ。
米国ではスーパーボウルの話ばかりでワールドカップの話などだれもしなかった。
日本vsベルギー戦は深夜のケーブルでひっそりと観た。
でも、万事そういうものである。地域差、温度差は必ずある。
オリンピックで盛り上がる国もあれば、無関心な国もある。
なんでもやってみたらいい
なんでもやってみたらいい。
いつもそう思っているし、以前から口ぐせでもある。
失敗したらそこで次の手を打てばいいだけの話だ。
かつて日本は、インターネットに先んじてキャプテンシステムというネットワークの開発を進めていた。
しかし、インターネットに壊滅させられてしまった。
僕の知り合いに、当時通産省と連携してキャプテンシステムの開発に携わっていた人がいる。
日本初のメールシステムを開発し
今でしょ!では間に合わない
20代の頃
「若いころに吸収した本や音楽や映画はかけがえのないものだ」
みたいな話を何かの雑誌で読んだ。
たぶん1回ではない。
あちこちで何度も読んだり聞いたりした気がする。
しかし特に気持ちに刺さることもなく
「ふ~ん...今がそうなのかな...実感ないけどな...」
とぼんやり思っただけだった。
しかし、今振り返れば、その時こそがまさに「そのとき」だったのである。
リアルタイムで指摘さ