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人といるのに孤独。けど一人になりたくない。というわがままについて考える。


こんにちは。
お読みいただきありがとうございます。

生きづらい同志に向けて、お友達に話しかける気持ちで、今日も言葉を紡いでいきます。



みなさま。一人の時間はお好きですか?

その昔、独身時代の私は、ものすごく一人が苦手な人でした。

空白の時間を作るのが怖くて、ひたすら人と会う予定を入れていました。
週末は連日オールで遊ぶこともざら。(若い)

平日の3/5日くらいは職場から直帰せず、友達と会っていたな。

打って変わって、今の私は一人が怖くありません。
我ながら別人のようで驚いています。

じゃあ逆にこれまでは、なぜ一人でいることが辛かったのか。

冷静になって考えてみました。

パッと思いついたのは、

・常に心が満たされず、人といることで少しでも寂しさや虚しさを埋めたかったから。
・SNSで他の人が楽しそうに過ごす様子を見て、自分と比べて辛くなっていたから。
・仕事終わりや休日の自由な時間を無駄にするような気がしたから。

大体こんなところです。

改めて自分で理由を挙げてみると、
遊園地から帰りたくないと駄々をこねたり、
他の子のおもちゃを欲しがったりする子供みたいですね…


当時感じていた寂しさと、今感じる寂しさは、少し違うような気がします。

以前の私は、人といる時ですら寂しさや孤独を感じていました。

人といるのに、「今私はここにいてはいけない気がする」と思ったり、
取り繕った自分で存在することに居心地の悪さを覚えたり。

安心感がなかったんです。

一人で過ごす寂しさを埋めたかったのに、
人と会っても満たされなくて、別れた後に虚しい気持ちになりました。

結果、「他の人とならもっと楽しい時間が過ごせるかも」と思い、家に帰らず安心できる場所を求めに行く。

そんなことがよくありました。

特に「なんでこの人私のこと好きなんだろう…」と内心思いながら付き合っていた元彼と会った時に、この孤独感や居心地の悪さは顕著にみられました。

もはや過去の懺悔として言っちゃいますけど、

その元彼とのデートの後には必ず一人で飲みに行っていたし、
都合のいい男友達と会って朝帰りすることもありました。

我ながらひどい。

こうやってお酒や男性への依存に拍車がかかっていったんですね…

デートが終わって一人になった時、一気に全身から力が抜けて、
「あ〜疲れた。飲みたい」と無意識に口走っていました。

我ながらひどい。

猫をかぶった状態で付き合う前のデートに臨んで、本性を出さずに交際がスタート。
という恋愛パターンが今まで多すぎたんです。もはや恋愛なのか?

そして付き合い始めても私の心の十字架が重すぎて、罪悪感から「こうなったら猫になり切らなきゃいけない」と自分の首を締めまくっていました。
私にとって誰かと付き合うということは、このプレッシャーと常に隣り合わせだったんです。

それなら告白された時に断れよって話なんですけど。

「素の自分を出すなんて無理」というガチガチの固定観念があったので、
断る理由もないと思って受け入れていたんですよね。

結婚生活がうまくいかなかったのも、この原理。

夫の前ではいい妻であるかわりに、お酒を飲んだり異性にちやほやされることで心の埋め合わせをして、精神的なバランスを保っていました。

独身時代と何ら変わってないどころか、事態は悪化すらしていたという…

ただプロポーズを受け入れた時は、
「結婚をしたら、夫婦になれば、きっと大丈夫」と本気で思っていたんですよね。

カップルが夫婦になったところで、やってることは変わらないのに。
最初からうまくいくはずないとわかってるのに。
我ながら馬鹿だな〜。

もう味わいたくない経験です。

※追記

ちなみに先日、この話を専属ライフコンサルタント(通称“先生”)にしたのですが、
「何でこの人私のことが好きなんだろう…って思うのって、
自分のことが好きじゃないからですよね。
自分が嫌いだから、こんな嫌な私のことを好きって感覚が信じられない。意味がわからない。そう思っていたんじゃないですか?」

とズバリ言われて、深く頷いてしまいました。

ごもっともすぎます。

実際に私は、こんな人前で取り繕っていい人のふりをしている自分のことが気持ち悪いと思っていました。

あなたが思っているほど、素敵な女性じゃない。本当の自分はもっと醜いんだよ。

こんな感覚があったから、「私のことを好きになるなんて頭おかしいんじゃないの」とまで思って、相手に対して嫌悪感を抱いていたんですよね。

根本的な問題は、本当の自分を見せる見せない以前の問題でした…


話を戻します。

結局、自分で自分を安心させられなかったのが、寂しさに付き纏われていた原因だったんですね。

今の私は、一人でいる時、寂しくなることがだいぶ少なくなりました。
それは自分自身と対話をしているから。

「今日の予定はどうしよう」
「今はどんな気分?」

こんなふうに、自分に対してよく質問をするようになりました。

自分の心に従って、時には感情的に、時には理性的に、一日を過ごすことが楽しいと思えます。

「一人の時間を楽しめる人ってすごいな〜」と過去によく思うことがありましたが、
まさか自分がそちら側に辿り着けるとは思っていませんでした。

ただ、ずっと一人でいることもつまらない。

最近寂しさを感じるのは、「今あの人にそばにいてほしいな」とか、「今あの子とこんな話をしたいな」と思ってもできない時。

特定の誰かと時間を共有したくなった時、寂しさが顔を出します。

一人でいるのは構わない。
でもあの人がいてくれたら、すごく楽しいのにな〜
ということが時々あります。

自律生活期間なので、極力人と会うことを避けているけど、
ちょっと物足りないと感じ始めている証拠でしょうか。

そして書きながら判明したのですが、

寂しい心の埋め合わせのために人と会いたくなるのではなくて、
特定の誰かに会えないことを寂しく思うように、考え方が変化していました。

おお〜!私、成長している!

この自律期間をあけて、実際に会いたい人と会えた時、これまでの私と違う感じ方や考え方になっているのか。今から楽しみです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

生きづらい同志の心が少しでも軽くなりますように!

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