見出し画像

ひとりでUSJに行った話

関西旅行の途中で、急遽友人が実家に帰らなきゃいけなくなってしまった。

USJのチケットと帰りの新幹線の切符は予約済みだし、日付変更も効かない。私はひとり大阪に取り残されてしまった。

選択肢はひとつ。ひとりでUSJに行くしかない。

ジュラシックパークとかジョーズの若者テンションにはついていけないし、グループ旅行者やカップルに囲まれるのは辛すぎる。ハリドリも乗りたいけど、シングルライダーで乗るときって悲鳴とか上げていいもんなんだろうか。黙ってて乗ってても不気味だよなぁ、なんて考えてたら気持ちがしぼんでしまった。ミニオンもエヴァもちゃんと観たことないし。

もう、私を助けてくれるのはハリポタエリアしかない。そうだ、ハリポタエリアに行こう。一日中、そこで写真を撮ろう。

というわけで、ここから怒涛のハリポタワールド写真館の幕開けです!(帰ってからみたら、今日だけで1457枚撮ってた)。千枚以上撮ってるうちに、いいスポットとか撮り方とか見つけたのでよかったら参考にしてください。俺の屍をこえてってくれ・・・という気持ち。

広角レンズで撮ると、イノシシとお城がいい具合に収まることを発見しました。昨日紹介した、オールドレンズの24mmが大活躍。

ハリポタエリアの目玉はフォービドゥン・ジャーニーですが、写真好きの人はキャッスルツアーもおすすめ。待ち時間も短いし、自分のペースで好きに写真を撮りながら城内を回れます。

キャッスルツアーでしか観られない場所もあるよ。ホグワーツの創設者たちの会話も聞けます。スリザリンいじわる。

オリバンダーの店。ムーディの杖。どれか1個のラベルにピントを合わせるといい感じになる。

ホグワーツ特急は下からあおるように撮ると雰囲気出る。数分に一度蒸気を吐き出すので、そのタイミングがおすすめ。

エリア内のショーは数分間の短いものですが、ファンは必見。個人的には三校対抗魔法試合の代表生徒のショーが好き。ボーバトンの制服かわいい。

ボーバトンは撮るの難しかった。こういうの撮ると、望遠が欲しくなります。今回は75mmで撮った写真をトリミング。


冬の曇り空は、屋根の雪もいっそうリアル。

夕方のホグワーツ城。冬なので、ちらちらと雪が降る仕様です。桟橋のところで撮る人が多いけど、オリバンダーの店の裏手から撮ったほうがきれいです。三本の箒のテラス席から撮るのもいい。

日が落ちた直後、マジックアワーのホグワーツ城。ライトアップと青空が共存する時間は幻想的。オールドレンズは光がなかなか入らないので、ISOあげあげです。12800とか。

冬季限定のプロジェクションマッピングショー。ショーそのものを楽しむなら迫力を感じる前方で、写真を撮りたいなら後方で見るのがおすすめ。なんせ建物が複雑な形をしてるので、近すぎると全体像がうまく写せません。

というわけで、必死でぱしゃぱしゃ撮ってたら案外1日楽しく過ごせました。気持ちはイギリスひとり旅。

明日は京都。波乱万丈なこの旅が、無事に終わりますように。


サポートいただけたら、旅に出たときのごはん代にさせていただきます。旅のあいだの栄養状態が、ちょっと良くなります。