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フィンランド七夕伝説

今日は七夕ですね⭐️

せっかくなのでフィンランドの七夕伝説を書こうかなと

フィンランドにも七夕伝説があるのだなと驚きました
日本の七夕伝説とは違ってフィンランドに伝わる七夕伝説は
少し切なく素敵な物語です

日本では「天の川」と呼ばれているものは
フィンランドであの世の「光の橋」となっています

フィンランド七夕伝説

昔々、あるところにズラミスとサラミという、仲の良い夫婦が暮らしていました

とても仲が良くいつも一緒にいたのですが亡くなった時
二人は別々に天にのぼり夜空に輝く星となりました
2人の星は遠く離れており、会うことができなくなってしまいました

亡くなった後もなを会うことを望んだ
2人は夜空を漂う星屑を一生懸命集め
2人の星の間に光の橋をつくって会おうと決めました

一生懸命星をすくっては集め、1年経ち、2年経ち。。。
どれだけ時が流れても2人は諦めることなく橋を作り続けました
やがて千年時が経ち、二人の星の間に星屑で集めた橋ができあがり
その光の橋を渡り会い、2人は嬉し涙し抱き合いました

こうして2人は、星となった今でも
夜空で美しく輝きながら仲良く暮らしているそうです


個人的にはフィンランドの七夕伝説の方が好きかな
このお話は19世紀フィンランドの作家、歴史家
ザクリス・トペリウス(Zachris Topelius)が書いたお話だそうです
ズラミスとサラミはどっちが織姫で彦星かは書いていないそうです

ちなみにフィンランド語で天の川は「Linnunrata」鳥の道という意味になります
(lintu 鳥 tie 道)


yurinco


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