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人の人生の相談を受ける鑑定士としての人生を生きるなら
私はこの人生は最適だったのではないかと思います。

人間性の欠けた両親と、育った雑な環境。
周りで起こった出来事や、いろんな人との交流。その中から、教えてもらった事もたくさんあり、習得した事もたくさんありました。

エリートやお金持ちの環境とはかけ離れていて、綺麗事からもかけ離れていて、差別や偏見、貧困、柄の悪さなどの中で育ったので、育ちはとっても悪いです。

良くも悪くも、ある程度の人を見てきました。
それは、全部 今の私の役に立っています。


エリート街道まっしぐらの人や、お金持ちのまま生きてきた人が知らない世界であり、異質な世界で、下等で排除すべき世界だと思われているかもしれません。
そんな世界の人達も・・同じように生きる事に必死で、どうにか今日を生きていこうとしています。

何よりも・・・まっとうな心の交流を望んでいるのは、この人達なんだろうと感じます。助け合わないと生きていけない。ということを十分わかっているし、この人だけは信用できる!という人を《たった1人だけ》は、作っています。

上級の方にはない・・ハングリーな精神と純粋な精神を持っています。


上級の方は、お金に困った事がないから
「今からお家を買いに行こうか~。」
「今から車を買いに行く?」
「国産の車なんて、薄くてペラペラで危険なのよね。」
という会話をしているご家庭もあるそうです。

それはそれで、このご家族のご先祖様達が必死になって築いてくれた証拠であり、それを粛々と守っています。《守り続ける苦労》
その苦労は、私達の想像をはるかに超えているとも、思っています。


どんなレベルの人も苦労が必ずあり・・維持していくのも苦労。
日々、食べる事に困るのも苦労。
どちらの人もいて当たり前だし、そんな世界に生きている事を認識している事が鑑定士の役に立っているのだと思っています。

いろんな人がいて当たり前。うちの父やお友だち達も中身は悪い人ではなく、心のあったかい人でもあります。
《鑑定士たるもの、人を偏見の目で見ない!》これは鉄則です。


どんな相談内容だとしても、表情を変えずにお聞きする。
お話を聞かせていただくことが、相談者様の解決の糸口になるのだと思っています。

神様からは・・「いろんな人がいて当たり前。驚くことはない。」
と、言われます。

ドラマのような人生を語ってくれた方もいます。苦労ばかりの人生の方もいます。お聞きしていて、一緒に泣くような人生の方もいます。
どんな人も一生懸命に生きている。

私は経験した事がなくても、しっかりお話を聞くと伝わってきます。
話の真意が神様に伝わったら・・・それでいいのです。


今の人生は、意味があって生きています。
人から判断される事でもなく、差別を差別と思わず堂々と生きていけるのも、私のアホさと神様、仏様、ご先祖様のおかげです。

死ぬまで鑑定士として生けるよう努力します。


こんな事を思えたのも、命日に父の事を思い出したからです。
父に感謝です。


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