アセンズのコンサートで歌ってきました!
1/20(日)は地元ジョージア州アセンズの4th Annual Athens In Harmony ConcertというコンサートにYuriaソロで出演してきました!
アメリカでは1月の第3月曜日が祝日で、今年はその日が21日。
この祝日は公民権運動の先駆的なリーダーだったキング牧師にちなんで作られた祝日で、このコンサートはそれにちなんで前日の日曜日の20日に行われました。
出演者はみんな文化的にもジャンル的にも違う者同士でペアを組んで、バンドの生演奏をバックに一緒に歌います。コンサート全体で人種の壁を壊して盛り上がろうって感じのイベントです。
今回で4回目で、毎回すぐにチケットが売り切れとなる大人気コンサート。
もちろん今回も売り切れとなってました。
会場はアセンズのダウンタウンにあるThe Foundryという美味しいお酒と食べ物を堪能しながらライブが観れるというちょっとおしゃれなお店で、今までも何度かライブを見に訪れたことがある場所です。
昨年から出演のオファーを頂いて、
当初は黒人さんのラッパーとのコラボだったんだけど、最終的には白人さんのラッパーとのコラボとなりました!
(この経緯については別マガジンのほうで詳しく書いてます)
しかしこのパートナーの組み合わせが決まったのが、
なんと本番3日前に行われるバックバンドとのリハーサル直前だったのです!
私たちが歌う曲はアレサ・フランクリンのThinkという曲です。
ブルース・ブラザーズの映画の中でアレサが歌っているのがとてもカッコよかったので、これをライブで出来たら楽しいだろうなぁと思って選びました。
コラボなので、私が歌うのは主にサビの「Freedom」って歌詞のところで(簡単で覚えやすい!笑)それ以外の少し早口な部分は、ラップでお願いすることになりました。
コンサート当日、本番前のサウンドチェックの時の写真だよ↓
音質が苦手なマイクだったけど、この時は音量的に歌がよく聞こえたので歌いやすかった。
アレサ・フランクリンは主に70年代に大活躍した黒人女性のソウル歌手なんだけど、すごく歌のキーが高いのです。
なので特に超高音部を出すにはモニターの返しがしっかりないと私的には歌いずらいを通り越して、無理の領域になっちゃうのです。笑
サウンドチェック後にディナーが用意されてるという楽屋へ行きました。
壁には有名な出演者さんたちのサイン入りポスターが並んでました↓
お待ちかねのディナー!
この日はベジタリアンのフィリピン料理とのことでした。
生春巻きっぽい感じのサラダ巻きと、揚げガーリック・ピーナッツ↓
アレルギーとか宗教上の理由とかで食べれないものがある人もいるかもなので、各料理にはちゃんと説明書きがありました。
ココナッツと豆腐と野菜の炒め物。初めて食べる味わい。でも美味しかったよ↓
ご飯は普通の白飯と焼き飯の2種類↓
そして焼きビーフンっぽいけど、お味はもっと上品でサッパリしてたお気に入り↓
生春巻きっぽいもの以外は、随時温められててホカホカのが食べれました。
ありがとうございます!
お腹もいっぱいになったところで、そろそろ開演の時間がせまってきたので会場へ戻ってみたら、見たことないくらいの超満員状態に!
この日はステージ前にも普段ない椅子が用意されてて、最初から最後までゆっくりのんびりコンサートが楽しめるようになってました。
それもそのはずで この日のコンサートは間に10分の休憩を挟んだ2セット構成となっていました。
私とパートナーのSeanの出番は2セットめのラスト直前。
なんとまぁ重要な位置に設定されててちょっとビビリました。笑
コンサートが始まっても、人がいっぱいで立ち見しかなかったので、ちょこちょこ移動しながらいろんな角度から観て楽しんでました。
2Fへ上がる階段から観てみたり↓
3Fから観てみたり↓
2Fの端っこから観てみたり↓
観客席だけじゃなくって、演奏中のバーも常に人がいっぱいでした
この写真は1Fのバーだけど、3Fにもバーカウンターがあってそちらも満員でした。
出番が近づいてきたので、1Fに降りてみた
各階の客席の半分くらいしか写ってないけど、人がいっぱいで楽しいね!
ちなみに1Fの後ろと2F席はテーブル席で、3Fは手前は椅子だけで後ろはカウンターテーブル席になってます。
出演者たちは1曲歌ったらMCさんがステージに出てきて、今まで受けたことがある人種差別とか人権問題についての質問をされるので、それに簡単に答えていきます。
私は英語があんまりよくわからない上に、特にネイティブ同士で話されると余計にわかりにくくて、みんなが話してる内容はほんとに一部しか理解できなかったけど、昔の話をしてる人が多かった印象でした。
アメリカでも特に今滞在している東南部あたりが特にこの問題が多いとされている地域で、昔はかなり色々あったみたいです。
そしていよいよ出番がやってきました。
今までも大きなステージや、もっと沢山の観客がいる会場で歌った経験は多々あるけれど、いろんな意味でアウェイな中で歌うのは初めてとあって久しぶりに出番直前は少し緊張しました!笑
でもステージにあがっちゃえば、すぐに忘れていつもどおりになっちゃうんだけどね。笑
これはわりと昔からそうで、デビューして初めてTVの歌番組に出た時も、生放送だっただけに直前までかなりドキドキだったんだけど、いざ呼び出されてスタジオに入ると眩しいライトに照らされると同時に何故か逆に落ち着くという。笑
MCの人も私の名前は日本名で発音しづらいし覚えづらいしで苦労しつつコールしてくれました!
そうそう。GeorgeにiPhone渡してライブ配信してもらったのがありますよ。
後日インスタにUPしたのはこちらです↓
サウンドチェック時はあんなに聞こえてた歌が本番はぜんぜん聞こえなくなっててちょっと焦った。(^-^;
サウンドチェック時に私のすぐそばにいるギターさんがずっと「聞こえない」って言ってたんだけど、本番はギター音量がしっかりあがってて、その分歌がいなくなってた…笑
なのでちょっと歌いづらそうにはしてますが、とっても楽しかったです!
MCさんが出てきてからも再度最後のサビ部分をみんなで一緒に歌えて嬉しかった〜♪
みんな立ち上がって一緒に踊りながら歌ってくれました〜↓
出順の位置的なものも相まって、この日一番の騒ぎとなりました!(^0^)
みなさん、本当にありがとうございます!
歌い終わった後のインタビューで、質問に素直に答えたら何故か会場中に大爆笑されました(^-^;
さっきのライブ配信にはインタビューまで入ってるので、よかったら観てみてくださいね。
私が話す英語なので、めっちゃ簡単です。笑
出番を終えてステージから降りてきたら、有難いことにとても沢山の人達が次から次へとお褒めの言葉とともに握手やハグをしに来てくれました。
多くの人はPDPのライブを見たことないので私がどんな感じに歌う人か想像つかなかったみたいだし、PDPの私を知ってる人も楽曲や歌声のタイプが違ったので驚いたみたいでした。
私たちの後、本日のトリの出演者さんたちは、とてもしっとりと美しい曲を奏でてくれました。
そして最後に出演者全員がステージにあがって、プラスティック・オノ・バンド(ジョン・レノン)のGive Peace a Chanceを大合唱してコンサートは終了となりました。
終了後も会う人会う人に声をかけてもらえて、とてもありがたかったです。
出演者さんの1人から面白い話が聞けました。
その人とはよくパーティなどでも会う人で知り合いなんだけど、先週の金曜日にちょうど私たちがライブしてた会場の隣のレストランで友達とディナーを食べてたんですって。
そしたら突然隣のお店から大音量の音楽と振動がやってきてびっくりしたとか!笑
ライブしてたカフェは日頃から夜は演奏が行われてるんだけど、もっとおとなしいタイプのが多いのにこの日はどうしたことかと思わずお店を出て覗きに行ったら、「私この人達知ってる!!」って友達に叫んだとか。笑
日頃は大人しそうにパーティに参加してる私たちが大暴れしてたから、ものすごく驚いたみたいです。
翌日、仕事から戻ってきた家主のダンさんも、昨日のコンサートを見た人がYuriaがエネルギッシュで驚いたって言ってました。
私は英語が堪能じゃないので自然と口数が少なめのせいで、やっぱり日頃から大人しそうに見えてたみたいです。笑
PDPを見たらもっと驚くんだろうなぁ〜♪
そうそう。この夜はちょうどスーパー・ブラッド・ウルフ・ムーンでした。
アセンズでは夜中の0時すぎが皆既月食真っ最中となりました。
マイナス気温とめっちゃ寒い中、一生懸命に写真を撮ってみたけれど、スマホの限界であんまりちゃんと撮れなかった…
でもお天気に恵まれてとても綺麗にはっきりと見ることができて感激でした!
facebookでヨーロッパの友達からも「今みてるよ〜」的な連絡が来たりして、
遠く離れてても同じ月を見てるんだなぁって、これまたちょっと感慨深かったです。
この日の裏話や、この日を迎えるまでの様々な出来事はこちらに書いてますので、よかったらどうぞ〜。
何はともあれ、新年1月から貴重な経験をさせて頂きました。
楽しかった〜(*^-^*)
さて、今週は水曜日からPDPでノースカロライナ州へツアーへ行ってきます。
戻りは週明けかなぁ。
先週のアセンズでのPDPライブのブログも書かなきゃ♪
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